目次
砂とは
砂の融点
砂の融点(固体が液体になり始める温度)は1800℃と言われています。1000-1200℃の温度である「マグマ」では砂を焼き尽くすことはできないと考えられます。
出典:ワンピース
実際、頂上決戦で「マグマ人間」である赤犬(サカズキ)の動きを砂で一瞬止めていました。頂上決戦の時点では、クロコダイルは覇気が使えなかったと考えられるので、単純にマグマの動きを砂で鈍くしたといった感じだと思われます。
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もし、砂がマグマで溶けるのであれば、砂であるクロコダイルは赤犬(サカズキ)に触れることすら出来なかったと思われます。たが実際は触れることができているので、マグマの温度が砂の融点より低い証拠だと考えられます。
閃電岩(フルグライト)
世の中には、閃電岩(フルグライト)という雷が作った"奇跡の石"が存在しています。閃電岩(フルグライト)は、砂が雷の温度で溶けて出来た石だといわれています。
砂の融点(固体が液体になり始める温度)は1,800℃。なんと雷の落雷による温度は30000℃に達することがあるようです。
その結果、砂が溶けて閃電岩(フルグライト)という石が出来るといわれています。
しかし閃電岩の生成には約6億ボルトの電圧を持った強力な雷が必要です。そのため閃電岩(フルグライト)が出来るのは稀のようです。
ルフィとの戦いで、「ゴロゴロの実」の能力者であるエネルは「最大2億ボルト」の電圧を扱っていました。
常に高熱である火やマグマと違い、一瞬凄まじい高熱を発生させる雷は砂を溶かすことができるようです。
竜巻
竜巻とは、積乱雲に伴い発生する、高速な渦巻き状の上昇気流のことをいいます。別名「トルネード」とも呼ばれています。
竜巻の移動スピードは、最速で時速約90キロメートルを記録したことがあるといわれています。
また、通常の竜巻であれば数分〜30分ほどで収まるものが多いが、大規模な竜巻になると、数時間におよぶものもあるといわれています。
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悪魔の実「スナスナの実」の能力者
「スナスナの実」は元王下七武海である「サー・クロコダイル」の能力。
若い頃に王下七武海に加入しているので懸賞金は元8100万ベリーと低く設定されています。(王下七武海に加入すると懸賞金は上がらない)
ワンピース78巻のSBSで20代前半で王下七武海に加入し、その後白ひげに戦いを挑み惨敗している事が判明しています。
D:76巻 第762話でローがコラさんを刺すシーン。
コラさんの持ってる新聞記事にクロコダイルを見つけました。
それはどのような記事だったんですか?
O:はい、よく見つけましたね~。
確かに、よく見るとクロコダイルです。
これはローが10歳、ドフラミンゴが25歳の16年前の世界。
クロコダイルは30歳の年齢です。
若い頃は、ルフィ達の様に破竹の勢いで海にその名を轟かせましたが、割と早い20代前半で“七武海”に加盟し、その後白ひげに挑み惨敗しています。
一旦大人しくなったものの、彼の野心はアラバスタ王国に向けられ、丁度その頃は七武海として海賊を狩る英雄の扱いで、度々新聞に載ってました。
つまり答えは英雄記事です。
出典:ワンピース『78巻 SBS』
白ひげに敗れ一旦は大人しくなりましたが、クロコダイルの野心はアラバスタ王国に向けられ「バロックワークス」という犯罪組織を作り、アラバスタ王国の乗っ取りを計画していました。
アラバスタ王国には、古代兵器「プルトン」の在りかを示すポーネグリフが存在しており、クロコダイルは古代兵器「プルトン」を手に入れる事で、世界を支配しようと計画していたのです。ただしその計画はルフィに敗れた事で失敗に終わっています。
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悪魔の実「スナスナの実」の技まとめ
砂嵐(サーブルス)
人工的に砂嵐を起こす技。
アラバスタ編では、コーザの父であるトトが諦めずに「ユバ」から水を掘り当てようとしますが、クロコダイルが毎回、砂嵐を起こしトトの頑張りを無駄にしていました。
砂漠の向日葵(デザート・ジラソーレ)
砂漠の地中の水脈を感知し、それを刺激することで流砂を発生させる技。
砂漠や土限定の技だと考えられます。
三日月形砂丘(バルハン)
出典:ワンピース
三日月状の砂を作り出し、触れた相手から水分を奪いミイラ化させる技。
砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)
砂の刃を飛ばす技。
その切れ味はまるで刃で、石を真っ二つにする程の威力です。
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干割(グラウンド・セッコ)
出典:ワンピース
大地に乾きを与え、ひび割れを起こす技。周囲の草木は枯れ、岩石は砕ける。
アラバスタ編ではルフィのぞうりも枯れています。
侵食輪廻(グラウンド・デス)
出典:ワンピース
干割(グラウンド・セッコ)で乾きを与えた後に、枯れはてた物を砂に戻す技。
砂嵐「重」(サーブルス・ペサード)
砂嵐の重みで相手を押し潰す技。
砂漠の金剛宝刀(デザート・ラスパーダ)
出典:ワンピース
砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)を複数同時に放つ技。
技名も金剛宝刀となっているので、砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)より強度が強いのかもしれません。
アラバスタ編では、最後ゴム人間であるルフィが、砂漠の金剛宝刀(デザート・ラスパーダ)を貫いて攻撃し、ルフィが勝利しています。
砂漠の金剛宝刀(デザート・ラスパーダ)は斬撃です。ゴム人間であるルフィに貫けるはずがありません。
ルフィの手についていた血で「スナスナの実」の能力が無効になったのか、ルフィが無意識に武装色の覇気を発動していたかの、それともルフィの気迫が勝ったのか(根性論)のいずれかだと考えられます。
個人的には、無意識に武装色の覇気を発動していたのではないかと予想しています。
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悪魔の実「スナスナの実」の弱点
非常に優秀な悪魔の実である「スナスナの実」には、明確な弱点があります。
それは、能力者に水がかかると「砂」になれないという点です。確かに砂は水で固まります。能力者に水がかかれば砂になれないのは納得できます。
ただ、アラバスタ編ではルフィの手に流れた大量の血でも「砂」になることが出来なくなっていました。
出典:ワンピース
「スナスナの実」は大量の水分ではなく、多少の水分でも砂になれないようです。
雨の中での戦いや、ジンベエのように水を扱うことができる相手とは、相性が悪そうです。