目次
- 1 頂上決戦の伏線を徹底考察
- 1.1 [考察1] なぜ「ハンコック」は「スモーカー」の海楼石入り十手を破壊できたのか?
- 1.2 [考察2] なぜ「バーソロミュー・くま」は人間兵器になったのか?
- 1.3 [考察2] なぜ「ドフラミンゴ」は「クロコダイル」を仲間に誘ったのか?
- 1.4 [考察3] なぜ「ミホーク」は「ルフィ」を"次世代の申し子"といったのか?
- 1.5 [考察4] なぜ「バギー」は覇気使いである「ミホーク」に斬られても平気なのか?
- 1.6 [考察5] 5番隊隊長"花剣"のビスタの実力は「ミホーク」に匹敵するのか?
- 1.7 [考察6] なぜ「クロコダイル」は感情を爆発させたのか?
- 1.8 [考察7] なぜ「青キジ」は覇気で刺されても無傷だったのか?
- 1.9 [考察8] なぜルフィの覇王色に対してあんなに反応しているのか?
- 1.10 [考察9] なぜ「赤犬」は覇気で斬られても平気なのか?
- 1.11 [考察10] 世界中を巻き込む程の"巨大な戦い"とは
- 1.12 [考察11] なぜ黒ひげは「グラグラの実」を食べることが出来たのか?
- 1.13 [考察12] なぜ「トラファルガー・ロー」はルフィを助けたのか?
- 1.14 [考察13] なぜ「黄猿」は「ベン・ベックマン」に銃を向けられ身動きがとれなくなったのか?
- 1.15 [考察14] なぜ「シャンクス」の言葉で戦は終戦したのか?
- 1.16 ワノ国編への伏線
頂上決戦の伏線を徹底考察
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[考察1] なぜ「ハンコック」は「スモーカー」の海楼石入り十手を破壊できたのか?
頂上決戦で「スモーカー」に捕まったルフィを「ハンコック」が助けるシーンで、「スモーカー」と「ハンコック」が戦います。
スモーカーの十手は海楼石が入っているにも関わらず、ハンコックの相手を石化する技である「芳香脚(パフューム・フェムル)」により、スモーカーの十手は石となり二つに割れていました。(ワンピース第560話)
出典:ワンピース『第599話』
なぜ、海楼石入りの十手を「悪魔の実」の技で石化させ壊すことができたのでしょうか。それは、過去のスモーカーの十手に対する説明に答えが書かれていました。
この十手の先端には
"海楼石"って代物が仕込んである
出典:ワンピース
スモーカーの十手は、先端にだけ"海楼石"が仕込まれていることがスモーカーの台詞から判明しています。
ハンコックは十手の中間部分に攻撃しているので、普通に石化させることができたと考えられます。
[考察2] なぜ「バーソロミュー・くま」は人間兵器になったのか?
つい先日だ!!
政府の科学者
"Dr.ベガパンク"の
最後の改造によってコイツは
とうとう完全な「人間兵器」になっちまった......!!
出典:ワンピース『第560話』
頂上決戦で登場した「バーソロミュー・くま」は、完全な「人間兵器」になっていました。
なぜ「人間兵器」になったのか?「バーソロミュー・くま」程の実力者が政府の言いなりになった理由は、今後回収されるはずです。
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個人的には「ジュエリー・ボニー」が関係しているのではないかと予想しています。
[考察2] なぜ「ドフラミンゴ」は「クロコダイル」を仲間に誘ったのか?
口の悪ィ奴だ...!!
フフ!! どうだおれと
手を組まねェか?
出典:ワンピース『第560話』
頂上決戦で、ドフラミンゴはクロコダイルに「手を組まないか」と仲間に勧誘しています。クロコダイルは断っていますが、なぜドフラミンゴはクロコダイルを仲間に誘ったのでしょうか。
それは、単純にドフラミンゴがクロコダイルの能力を高く評価していたからだと考えられます。
ドレスローザ編での回想で、クロコダイルがルフィに敗れたのを聞いた時のドフラミンゴは、かなり驚いている様子でした。これはクロコダイルの力や知恵を評価していた証拠なのではないでしょうか。
[考察3] なぜ「ミホーク」は「ルフィ」を"次世代の申し子"といったのか?
悪いが赤髪...
この力慎みはせんぞ...
さて 運命よ...
あの次世代の申し子の命
ここまでか
あるいは...
この黒刀からどう逃がす......!!!
出典:ワンピース『第560話』
まずはじめに「悪いが赤髪」といっているので、赤髪のシャンクスからルフィのことは話に聞いていることがわかります。
そして赤髪のシャンクスは、ルフィにロジャー船長の麦わら帽子を託しています。そのくらいシャンクスは「Dの一族」であるルフィに期待をしているということです。
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[考察4] なぜ「バギー」は覇気使いである「ミホーク」に斬られても平気なのか?
頂上決戦で「バギー」は「ミホーク」に斬られていますが「バラバラの実」の力で体がバラバラになっただけで無傷でした。(ワンピース第561話)
「ミホーク」は覇気使いです。「バギー」に攻撃した時は覇気を使っていなかったとも考えられますが、個人的には覇気を使って攻撃していたと予想しています。
バギーの「バラバラの実」は、覇気の有無に関わらず斬撃は効かないのではないでしょうか。
[考察5] 5番隊隊長"花剣"のビスタの実力は「ミホーク」に匹敵するのか?
頂上決戦で「ミホーク」と互角に戦っていた白ひげ海賊団5番隊隊長"花剣"のビスタ。
「ミホーク」と「ビスタ」がどのくらい本気で戦っていたのかは不明ですが、頂上決戦での戦いを見る限り「ビスタ」は「ミホーク」と戦えるレベルの剣士であることが判明しています。
ただ以下の理由も考えられるので、「ミホーク」と「ビスタ」が同じレベルの剣士であるかは不明です。
- 「ミホーク」が本気を出していなかった
- 「ビスタ」が守りに徹底していたため、「ミホーク」も致命傷を与えることができなかった
- お互い周りが気になり、勝負に集中していなかった。
[考察6] なぜ「クロコダイル」は感情を爆発させたのか?
出典:ワンピース『第563話』
頂上決戦序盤では、白ひげの命を狙っていたクロコダイル。
しかし、白ひげが仲間である「スクアード」に刺された時、普段冷静なクロコダイルが珍しく感情を爆発させました。
そして、その後は白ひげを守ることに専念し、色々な場面で大活躍をしていました。
王下七武海のメンバーは、必要以上に戦うことはせず、主に戦場を観察していました。旧王下七武海であるクロコダイルも同じような目線で戦場を見ていても不思議ではありませんが、実際は、かなり積極的に色々な強敵と戦っていました。
なぜそこまでして、戦っていたのか。白ひげに対する執着が凄いように感じとれます。過去に敗れた相手であれば「ルフィ」にも負けています。しかし「ルフィ」には、そこまでの執着があるようには見えません。
[考察7] なぜ「青キジ」は覇気で刺されても無傷だったのか?
出典:ワンピース『第567話』
頂上決戦で「白ひげ」と「青キジ」が戦うシーンで、白ひげの覇気を纏った薙刀での攻撃に対して青キジはダメージを受けていません。
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なぜ青キジは、ダメージを受けていなかったのでしょうか。
青キジの「ヒエヒエの実」は、覇気がないと触れることができない、他の自然系(ロギア)とは違い、覇気なしでも触れることができ、攻撃すると氷が砕けます。
このシーンでは、氷は砕けず、青キジの体を貫いています。ということは、青キジはダメージを受けていても不思議ではないと考えられます。
ただダメージは受けていません。個人的には青キジは「シャーロット・カタクリ」のように見聞色の達人であり、自然系(ロギア)の体を変化させて攻撃を避けたのではないかと予想しています。
[考察8] なぜルフィの覇王色に対してあんなに反応しているのか?
出典:ワンピース『569話』
頂上決戦でルフィは無意識に「覇王色」の覇気を使います。ここで気になるのは、あまりにも周りが驚いている所です。
海軍本部や王下七武海、白ひげ海賊団と強者揃いの頂上決戦では「覇王色」の持ち主は結構いるんじゃないかと思っています。それなのに驚きすぎでは?と少し違和感を感じました。
現在、本編で登場している「覇王色」の持ち主は以下です。
- モンキー・D・ルフィ
- ポートガス・D・エース
- シャンクス
- シルバーズ・レイリー
- エドワード・ニューゲート(白ひげ)
- ボア・ハンコック
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ
- チンジャオ
- シャーロット・リンリン(ビッグマム)
- シャーロット・カタクリ
- 光月おでん
- ユースタス・キッド
ただこうやってみると「覇王色」の持ち主は、四皇最高幹部クラス以上の強者ばかりなので、「覇王色」の持ち主 = 将来的に有望な人物と捉えられるのかもしれません。
[考察9] なぜ「赤犬」は覇気で斬られても平気なのか?
赤犬は頂上決戦で、覇気を使った「マルコ」の蹴り、そして「ビスタ」に斬られています。
ただ動きを鈍くした程度で、赤犬はダメージを受けていませんでした。
なぜ、武装色の覇気で攻撃したにも関わらず、赤犬はダメージを受けていなかったのでしょうか。
ここで一つの仮説です。
自然系(ロギア)の能力者は、覇気や海のパワーがないと実体に触れることができません。武装色の覇気は海のパワー以外で唯一、自然系(ロギア)の実体を捉えられる手段。
ただし武装色の覇気には、強弱があり武装色の覇気使い同士の戦いでは、覇気の力が上回った方が勝つ仕組みになっているようです。
パンクハザード編の「ロー対ヴェルゴ」、ドレスローザ編の「ゾロ対ピーカ」などはまさに武装色の覇気が上回ったローとゾロが勝利しています。
ということは、相手の覇気より自然系(ロギア)の能力者の覇気が上回った場合、いつも通り相手の攻撃を受け流す事ができるのではないでしょうか。
出典:ワンピース『第578話』
その証拠が、ジンベエと赤犬との戦いのシーンです。ジンベエは過去に自然系(ロギア)の能力者であるエースと互角の戦いをしているので、武装色の覇気が使えるはずです。
頭の良いジンベエが、このシーンで覇気なしの攻撃をしたとは思えません。ジンベエは赤犬に対して武装色の覇気を纏った攻撃をしていたに違いありません。
しかし、赤犬の実体を捉えることは出来ずに、マグマの力でいつも通り受け流されていました。これはジンベエの武装色の覇気より、赤犬の覇気が上回った為、受け流されてしまったのではないかと予想しています。
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そう考えると、覇気の達人 かつ 自然系(ロギア)の能力者は、最強なのかもしれません。
[考察10] 世界中を巻き込む程の"巨大な戦い"とは
お前じゃねェんだ......
ロジャーが待っている男は...
少なくてもティーチお前じゃねェ...
ロジャーの意志を継ぐ者達がいる様に
いずれエースの意志を継ぐ者も現れる...
"血縁"を絶てど
あいつらの炎が消える事はねェ...
そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた......!!
そして未来...
いつの日かその数百年分の"歴史"を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる......!!
センゴク...お前達「世界政府」は...
いつか来る...その世界中を巻き込む程の"巨大な戦い"を
恐れている!!!
興味はねェが...
あの宝を誰かが見つけた時...
世界はひっくり返るのさ......!!
誰かが見つけ出す
その日は必ず来る...
出典:ワンピース『576話』
白ひげが最後に残した台詞。
この台詞は奥が深く、沢山の伏線が隠されているように感じています。
[考察11] なぜ黒ひげは「グラグラの実」を食べることが出来たのか?
「悪魔の実」を複数食べると"体が跡形もなく飛び散って死ぬ"といわれています。
しかし黒ひげは「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」を手に入れています。なぜ黒ひげは複数の「悪魔の実」を食べることが出来たのでしょうか。
[考察12] なぜ「トラファルガー・ロー」はルフィを助けたのか?
瀕死のルフィと重症のジンベエを助けた「トラファルガー・ロー」
なぜルフィ達を助けたのでしょうか。
出典:ワンピース
ローは命の恩人である「ドンキホーテ・ロシナンテ」の"神の天敵"という言葉を心に刻んでいました。
同じ「Dの一族」で、人の心を魅了するルフィに興味を持った。そして「"D"は必ずまた嵐を呼ぶ」この嵐の中心いる"D"は「モンキー・D・ルフィ」なのではないかと、ローは直感で感じたため、ルフィを助けたのではないかと予想しています。
また、ローは本編ではまだ語っていない、ローしかしらない真実があると予想しています。ローの今後に注目です。
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[考察13] なぜ「黄猿」は「ベン・ベックマン」に銃を向けられ身動きがとれなくなったのか?
頂上決戦で黄猿は、赤髪海賊団の副船長である「ベン・ベックマン」に銃を向けられ身動きが取れなくなっていました。
「ピカピカの実」の光人間である、黄猿が動けないって凄く違和感を感じました。光が動けなくなる銃ってどんなスピードの銃なのか。検討がつきません。
もしかしたら「ベン・ベックマン」は何らかしらの能力者である可能性があるかもしれません。
[考察14] なぜ「シャンクス」の言葉で戦は終戦したのか?
頂上決戦での一番の伏線は「シャンクス」の存在です。
なぜ四皇「シャンクス」の言葉で、海軍本部、王下七武海、白ひげ海賊団、黒ひげ海賊団といった世界のトップにいる人物達が全員いう事を聞いたのでしょうか。
出典:ワンピース
シャンクスは五老星とも話ができる特別な存在です。センゴクや赤犬はこのことを知っている可能性が高いと考えられます。
そのため「世界政府」にとっても特別な存在である「シャンクス」の言葉に、海軍本部は従ったのかもしれません。
王下七武海は、そもそも海軍本部に呼び出されただけなので、海軍本部が戦わないのであればそれに従ったという形だと思われます。
白ひげ海賊団は、追いつめられていたので、むしろ「シャンクス」に助けられたイメージです。あのまま戦っていても、白ひげを失った白ひげ海賊団の勝利はなかったように感じています。
最後に黒ひげ海賊団は、はっきりと「まだ時期が早い」と認めています。あの時点では、赤髪海賊団には敵わないと判断したからだと思われます。
ワノ国編への伏線
出典:ワンピース『第581話 扉絵』
最後にワンピース第581話の扉絵。
海賊王「ゴール・D・ロジャー」の見習いをしていた「シャンクス」と「バギー」そして、「ゴール・D・ロジャー」と共にラフテルへ行ったワノ国の大名「光月おでん」
酒場でおでんを食べながら楽しそうに話す「シャンクス」と「バギー」
この3人の過去は今後、描かれると予想しています。