広告 考察

お玉は黒炭家?魚人島編との繋がりから見える裏物語

燃えてなんぼの"黒炭"に候っ!!!から感じる違和感

黒炭に候

出典:ワンピース第1057話

ワノ国編の物語は、光月日和の「燃えてなんぼの"黒炭"に候っ!!!」という言葉で幕を閉じます。

この"黒炭"というのは黒炭オロチのことを言っているのだと思いますが、この言葉違和感を感じます。(日和目線で考えれば、黒炭が憎いのでこの言葉は納得の台詞です)

黒炭家は過去に過ちを犯しました。罪を犯した調本人はすでに亡くなっていますが、黒炭家というだけで関係のない人々が迫害を受け続けています。そんな、悲しい人生を送ってきた黒炭家は、最後の最後まで悲しい内容で幕を閉じます。

ただワンピースです。そんな結末は用意していないような気がしています。きっと尾田先生は黒炭に関する深い裏ストーリーを描いているのではないかと。

それが「お玉」です。

スポンサーリンク

お玉は「黒炭家」である!?

お玉 黒炭

出典:ワンピース第1051話

ワンピース第1051話の回想シーンで描かれた「お玉」の両親のお墓。文字がはっきりと読み取れませんが、1文字目は「黒」で苗字は2文字に見えます。

もしかしたら「黒炭」って書いてあるのでは?

ただ「お玉」が黒炭家の場合、「オロチ」や「カン十郎」のように恨みを持っているようには見えません。

そこで以下のような流れで、お玉は光月スキヤキと一緒にいたと予想。

  • お玉の故郷は編笠村
  • 編笠村は迫害を受けていた黒炭家が住んでいた
  • オロチが将軍になり、オロチに従う黒炭家は編笠村を出ていく
  • 編笠村に残ったのは、オロチの思想に反対する黒炭家
  • お玉の両親が亡くなる。
  • お玉の両親は、黒炭家に起きた惨劇をお玉に伝えていなかった
  • 編笠村に残った黒炭家はオロチにこんなことはやめるように説得する
  • オロチの命令により、編笠村はドレークに破壊される
  • お玉は光月スキヤキに拾われる
  • 光月スキヤキは、黒炭家の悲劇を繰り返さないようにお玉を大切に育てる

そして、この物語にリンクするのが魚人島編です。

"ホーディ・ジョーンズ"は環境が生んだ化け物

魚人族と人魚族は、世界中の人間から迫害を受けていました。

たった200年前まで

実際にあった悪い歴史

魚人族と人魚族は"魚類"と分類されて

世界中の人間達から迫害を受けていたの

みんなが彼らを蔑んでいた......

出典:ワンピース第500話

 

ただ「ホーディ」たちは、人間から実際に迫害を受けたことはありません。しかし、大人たちの言葉により人間に対する増悪が植え付けられています。

ホーディの子供時代

出典:ワンピース第644話

その結果、直接人間から迫害を受けていないにもかかわらず、人間を憎み命の限り人間を殺そうとする、環境が生み出した化け物「ホーディ」が誕生します。

変えられるのは"次の世代"

魚人島編では、過去迫害を受けていた魚人族が人間を恨み、何も知らない子供ですら大人たちに価値観を植え付けられ、人間を恨んでいました。

フィッシャー・タイガーは、このなることを避けるために人間にされた"悲劇"を島に伝えるなと言っていたんだと思います。

よく聞け

おれは思うままに生き・・・!!

・・・結果オトヒメ王妃を・・・ひどく邪魔しちまったが・・・!!!

あの人は・・・正しい

誰でも平和がいいに決まってる!!!

だが・・・本当に島を変えられるのは・・・

コアラの様な何も知らねェ”次の世代”だ・・・・!!!

だから頼む!!!

お前らは島に何も伝えるな!!

おれ達に起きた"悲劇"を!!

人間達への"怒り"を!!!

出典:ワンピース第623話

そして、本当に変えられるのは、何も知らない”次の世代”と話しています。

スポンサーリンク

"黒炭の怨念"を消すのは"光月モモの助"である!?

黒炭オロチが最後に残した言葉。

黒炭家ノ怨念ハ・・・

末代マデ

コノ国ヲ呪イ

続ケルゾ・・・

出典:ワンピース第1057話

ワノ国には、黒炭家が生き残っているはずです。過去と同じように黒炭家を迫害し続けていたらオロチの言う「黒炭の怨念」は続く可能性があります。

迫害し続けなくても、魚人島編のように黒炭家の大人たちが何も知らない子供に価値観を植え付けていたら「ホーディ」のような化け物が生まれるかもしれません。

 

魚人が人間を恨むように、黒炭家はワノ国の人間を恨んでいます。これを変えられるのは、何も知らない”次の世代”です。それが「光月モモの助」と「黒炭お玉※予想」

 

黒炭オロチの犯した罪により、再び迫害されることになるであろう"黒炭家"。この過ちを経験した「光月スキヤキ」は「お玉」を大切に育てています。

"黒炭家"の物語がハッピーエンドになるかどうかは「光月モモの助」にかかっているはずです。

 

「燃えてなんぼの"黒炭"に候っ!!!」これで終わるのは悲しい人生を送ってきた"黒炭家"にとって悲しすぎる展開です。

 

オトヒメ王妃の望む「人間と共存する世界」を目指す魚人島と同じように

「黒炭家の人間が平和に暮らす」ことで、ワノ国に本当の平和が訪れるのではないでしょうか。

終わりに

「燃えてなんぼの"黒炭"に候っ!!!」という台詞(違和感を感じる)から、お玉が黒炭家なのではないかと予想してみました。

ドレークによって破壊された編笠村ですが、ドレークのことなので住んでいた住民は無事なのではないかと思っています。

そして、花の都や編笠村に住んでいた黒炭家(※予想)が見つかり、再び国民が迫害を加えようとするときに、「光月モモの助」が「海軍大将藤虎」のような土下座をして謝るなんてシーンがあったら感動ですね。

-考察
-,