クロコダイル

【ワンピース考察】クロコダイルの今後の行動を予想

2019-08-29

クロコダイルの過去の行動を考察

スポンサーリンク

破竹の勢いで、海にその名を響かせたルーキー時代

クロコダイルは、ルーキ時代 ルフィ達の様に破竹の勢いで海にその名を響かせたことが判明しています。(ワンピース78巻 SBS)

「スナスナの実」という能力を手に入れたクロコダイルにとって、「武装色の覇気」を使える人がほとんどいないグランドライン前半の海では、無敵だったに違いありません

 

現在、公開中の大人気映画 劇場版『ONE PIECE STAMPEDE (スタンピード)』では、元ロジャー海賊団船員で「“鬼”の跡目」と呼ばれる人物「ダグラス・バレット(45歳)」は、18歳の時点で当時の冥王レイリーに匹敵する実力だったといわれています。

そんな実力者である「ダグラス・バレット」が19歳の時、クロコダイル(当時20歳)と戦うも決着がつかなかったというのです。

クロコダイルのルーキー時代は、期待値の高い大物ルーキーだっとことが分かります。

サー・クロコダイルの夢は海賊王

ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.38

出典:ワンピース扉絵 ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.38『海賊王 英雄(ヒーロー)』

ミス・ゴールデンウィークのカラーズトラップ「夢の虹色」にかかるサー・クロコダイルとダズ・ボーネス。カラーズトラップ「夢の虹色」は、その者が思い描く理想の姿に変身させる技です。

クロコダイルは「海賊王」、ダズ・ボーネスは「英雄(ヒーロー)」に憧れていることが、扉絵で判明しています。

20代前半で王下七部海に加盟

クロコダイルは20代前半で王下七武海に加盟しています。加入時の懸賞金は8,100万ベリー。

18歳で王下七武海に加盟した「ボア・ハンコック」(加入時の懸賞金8,000万ベリー)や、10代で王下七武海の誘いを断った「ポートガス・D・エース」のように、「サー・クロコダイル」も若くしてその実力を世界政府に認められていたことがわかります。

スポンサーリンク

クロコダイルが王下七武海に加盟した理由は、判明していませんが、クロコダイルのことなので明確な狙いがあったと考えられます。

四皇「白ひげ」に惨敗し、大人しくなる

王下七武海に加盟後、四皇「白ひげ」に挑み惨敗しています。

ルフィ「おれは"海賊王"になる男だ!!!」

クロコダイル「!!......いいか小僧......この海をより深く知る者程

そういう軽弾みな発言はしねェモンさ

言ったハズだぞ てめェの様なルーキーなんざ

この海にゃいくらでもいるとな!!!

この海のレベルを知れば知る程に そんな夢は見なくなるのさ!!!

出典:ワンピース『第208話』

第208話で海賊王を目指すというルフィとの会話は、まるで昔の自分と重ねているように感じています。

ルフィのように、海賊王を夢見ていたクロコダイル。「スナスナの実」という優秀な悪魔の実を手に入れきっと自信に満ちていたに違いありません。

しかし新世界に君臨する四皇「白ひげ」の桁違いの強さに、惨敗し一旦大人しくなっています。

この海のレベルを知れば知る程に そんな夢は見なくなるのさ!!!」この言葉は、クロコダイルの経験談からでた本心だったのではないでしょうか。

野心をアラバスタ王国へと向ける

D:76巻 第762話でローがコラさんを刺すシーン。

コラさんの持ってる新聞記事にクロコダイルを見つけました。

それはどのような記事だったんですか?

O:はい、よく見つけましたね~。

確かに、よく見るとクロコダイルです。

これはローが10歳、ドフラミンゴが25歳の16年前の世界。

クロコダイルは30歳の年齢です。

若い頃は、ルフィ達の様に破竹の勢いで海にその名を轟かせましたが、割と早い20代前半で“七武海”に加盟し、その後白ひげに挑み惨敗しています。

一旦大人しくなったものの、彼の野心はアラバスタ王国に向けられ、丁度その頃は七武海として海賊を狩る英雄の扱いで、度々新聞に載ってました。

つまり答えは英雄記事です。

出典:ワンピース『78巻 SBS』

四皇「白ひげ」に惨敗したクロコダイルは、一旦大人しくなるも、狙いをアラバスタ王国に向け動き出します。

アラバスタ王国には、古代兵器「プルトン」の在りかを示すポーネグリフが存在するという情報をどこかで得たと考えられます。

ワンピース78巻のSBSでクロコダイルがアラバスタの英雄として海賊を狩っていたのが「30歳」の時です。ルフィに敗北したのが「44歳」なので、約15年~25年の間アラバスタで英雄の演技をしていたのです。

もしかしたら、クロコダイルは「白ひげ」に惨敗した当時から、強さが変わっていないのかもしれません。もしくは衰えている可能性すらあると考えられます

スポンサーリンク

秘密犯罪会社バロックワークスを立ち上げる

クロコダイル(当時40歳)は、ニコ・ロビン(当時24歳)と協定を結び、秘密犯罪会社バロックワークスを立ち上げます。

長い年月をかけアラバスタ王国で英雄となり、古代兵器「プルトン」の在りかを示すポーネグリフの情報を集めていた。そしてポーネグリフが読める「ニコ・ロビン」を探していたに違いありません。

革命軍や海軍も「ニコ・ロビン」を探していました。しかし革命軍や海軍よりも早く「ニコ・ロビン」を探し出している所は、さすがはクロコダイルです。クロコダイルはよく新聞を読んでいます。情報収集能力と、集めた情報から推測する力はずば抜けて高そうです。

アラバスタでルフィに敗れる

アラバスタ編でルフィに敗北します。ルフィは当時覇気が使えなかったので、クロコダイルに触れることすらできず2度敗北しますが、スナスナの実の弱点である「水分」を利用し、3度目の戦いでルフィが勝利しています。

ルフィとの戦いで気になったことは、クロコダイルが信頼や仲間に対して希望を抱いていないところです。

信頼...

この世で最も不要な物だ

出典:ワンピース『第170話』

他人と触れ合っちまったが為に死んでいく

そういう奴らをおれはごまんと見捨ててきたぜ...!!

出典:ワンピース『第177話』

全てを許そう ニコ・ロビン なぜならおれは…

最初(ハナ)から誰一人 信用しちゃ……

いねェからさ

出典:ワンピース『第203話』

仲間の誘いを断り、脱走を拒否

脱獄拒否

出典:ワンピース扉絵 ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.34『脱走拒否。気分がのらねぇ』

ワンピース扉絵 ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.34で脱走のチャンスを得たクロコダイルでしたが「気分がのらねぇ」と脱走を拒否しています。

脱走のチャンスを不意にしたクロコダイルは、その後インペルダウンへ連行され、インペルダウンのレベル6に投獄。

なぜ脱走を拒否したのでしょうか。

過去に四皇「白ひげ」に惨敗し一旦大人しく

アラバスタ王国では、約15年~25年かけて探した古代兵器「プルトン」の手がかりが掴めず

スポンサーリンク

もしかしたら、クロコダイルが夢見る「海賊王」の夢を諦めたのかもしれません。

新世界に君臨する四皇という大きな壁。その大きな壁も「古代兵器」を使えば倒せる、そして「海賊王」に近づけると考えていた。しかし古代兵器「プルトン」の手がかりは全く掴めず。「海賊王」どころか無名なルーキーに敗れる始末

脱走しても再び「海賊王」を目指すモチベーションがない(策がない)ことが理由で「気分がのらねぇ」と脱走を拒否したのではないかと予想しています。

頂上決戦に興味を持ちインペルダウンから脱獄する

もうシャバに出た所で面白みはねェと

思ってたが......

"白ひげ"と"海軍"が戦争を始めるって?

あのジジイの首を取るチャンスが来るとはな

出典:ワンピース『第540話』

過去に四皇「白ひげ」に惨敗したクロコダイルは、白ひげ海賊団と海軍本部の戦争に紛れて「白ひげ」の首を取るリベンジを試みます。

実際に頂上決戦で、クロコダイルは序盤「白ひげ」の首を取る事に専念していました。しかしスクアードに胸を刺され、衰えた姿を見せた「白ひげ」に対してクロコダイルは珍しく感情を爆発させています

白ひげに負けたクロコダイル

出典:ワンピース

クロコダイルの夢の前に立ちはだかった怪物「白ひげ」が、衰える姿なんて見たくなかったに違いないありません。

「白ひげ」の衰えを感じてから、クロコダイルは「白ひげ」を守ることに全力を注いでいました。もしかしたらエースと同じように「白ひげ」を尊敬していたのかもしれません。

傷は癒え再び新世界へ

クロコダイルの傷

出典:ワンピース

頂上決戦後に登場したクロコダイルは「傷が癒えた」ことを理由に再び新世界へ入ることに。

ダズ・ボーネスの言う「傷」とはどういう意味なのか。

傷が癒えた証拠に新世界に入る」といっているので、「傷」とは新世界で追った精神的なダメージのことかもしれません。

過去に新世界で「白ひげ」に惨敗した時、クロコダイルは大きな精神的な傷を負ったのではないでしょうか。もしかしたら、信頼や仲間に対して希望を抱いていない理由が関係しているかもしれません。

スポンサーリンク

また「新世界」に入るということは、再び「海賊王」を目指す可能性もありそうです。

クロコダイルの今後の行動を予想

港で新聞を読むクロコダイル

ワンピース第700話で「ドフラミンゴの王下七武海脱退」「ルフィ&ローの同盟」「キッド&アプー&ホーキンス」の同盟がニュースになっていました。

そして街の港で、新聞を読むクロコダイルの姿が。

クロコダイルの目の前で騒いでいる海賊達は、もしかしたらクロコダイルの部下という捉え方もできます。

王宮で新聞を読むクロコダイル

王宮で新聞を読むクロコダイル

出典:ワンピース『第903話』

ワンピース第903話で「ルフィがビッグマム海賊団に大打撃」を与えた事件がニュースになっていました。

そして王宮で新聞を読むクロコダイルの姿が。過去にアラバスタ王国の乗っ取りを計画していたクロコダイルです。新世界でもどこかの国を支配していても何ら不思議ではありません

クロコダイルは世界会議(レヴェリー)に参加する!?

世界会議の国王たち

出典:ワンピース『第823話』

世界会議(レヴェリー)編で、各国の国王達が描かれていました。このシーンで一つ気になる所があります。それは一番左の葉巻です。

わざわざ「葉巻」だけ描写しているのです。これは伏線の可能性が高そうです。もしかしたらクロコダイルは世界政府加盟国の国王になっているのではないでしょうか。

 

「海賊王」を夢見ているクロコダイルが、新世界に入り再び動き出しています。

「情報収集能力」と「集めた情報から推測する力」が高いと考えられるクロコダイルが無策で新世界に入ったとは思えません

「マリージョアの国宝」を知っていたドフラミンゴと同じように、何らかしらの情報を持ち新世界に入ってきている可能性は高そうです。

今後のクロコダイルの動向に注目です。

-クロコダイル