伏線

ワンピース パンクハザード編の伏線を徹底考察

2019-09-11

パンクハザード編の伏線を考察

スポンサーリンク

[伏線1] パンクハザード入口のマーク

この島

立入禁止だぞ!!

あ!!ルフィ!!コレ見ろ!!

ほら!!

「世界政府」と...!!

海軍のマークが!!!

出典:ワンピース『第655話』

パンクハザードは4年前の事故以来、完全に封鎖された無人島です。(実際にはシーザーが研究を続けていた)

パンクハザード入り口のマーク

出典:ワンピース第655話

そんな立入禁止の島であるパンクハザードの入口には、世界政府と海軍のマークが、そしてもう一つ意味深なマークが。二つの角が生えたマークです。四皇「カイドウ」の百獣海賊団の海賊旗に少し似ていますが、違います。

パンクハザードは、元世界政府の研究施設です。もしかしたら、このマークは世界政府と海軍が研究していた「何か」を表すヒントなのかもしれません。

 

個人的には、巨大化、竜、カイドウに似たマーク、モモの助が食べた「人造悪魔の実」(モデル龍)と、カイドウと共通する部分が多いので、カイドウの「血統因子」(カイドウは何度も政府に捕らえられていた)を使い、巨大化、そして龍(人工の竜と人造悪魔の実)の研修をしていた施設なのではないかと予想しています。

[伏線2] 巨大なガイコツ

うわ巨人!?

いや巨人より

でけェぞ

出典:ワンピース『第655話』

ルフィ達がパンクハザードに入ってすぐに見つけた、巨人より大きなガイコツ。巨大より大きいとなると、スリラーバーク編で登場した「国引きオーズ」を思い出します。

巨人より大きいサイズのガイコツが残っているという事は、昔パンクハザードには、巨人より大きい人物がいたということが分かります。

ここは元々政府の科学者

ベガパンクの実験施設で

"兵器" "薬物"の開発と実験が

繰り返されていた場所だ

島にゃあ監獄代わりに

一部の囚人達が連れてこられて

モルモットの様に「人体実験」されていたらしい......!!

出典:ワンピース『第664話』

パンクハザードは、研究の為に一部の囚人が連れてこられ、モルモットの様に「人体実験」されていました。そして世界政府は年百年も前から、人の巨大化の研究を推進しています。

スポンサーリンク

もしかしたら、パンクハザードにいた巨人より大きなガイコツは、元囚人で"人の巨大化"研究の為のモルモットだったのかもしれません。

"人の巨大化"ってのは

何百年も前から

推進されている

「世界政府」の研究だ

出典:ワンピース『第668話』

[伏線3] パンクハザードの気候

当時...

"赤犬"と"青雉"は

この「パンクハザード」を

決闘の場に選んだんだ

天候を変えちまう

ほどの"大ゲンカ"の

舞台に...!!!

出典:ワンピース『第658話』

パンクハザードは、火山の噴火による炎と氷による吹雪で半分に分けられた島です。これは海軍本部元帥の座をかけた「赤犬」と「青キジ」の戦いが原因であることが判明しています。

ただ「島の気候を変えるほどの戦い」... 少し違和感を感じます。

もしかしたら、自然系(ロギア)の能力の覚醒が関係しているのではないでしょうか。

 

現在、悪魔の実の覚醒で判明しているのは以下です。

  • 動物系(ゾオン)の覚醒は、異常なタフさと回復力(インペルダウン 獄卒獣)
  • 超人系(パラミシア)の覚醒は、能力者以外に影響を与える(ドフラミンゴ、カタクリ)

自然系(ロギア)の覚醒は、まだ登場していません。ただ自然系(ロギア)も覚醒があると考えるのが妥当です。そこでパンクハザードの気候がヒントなのではないかと考えています。

自然系(ロギア)の覚醒は、一定範囲の気候を変えられるのではないでしょうか。例えば「スナスナの実」であれば一定範囲を砂漠にすることが出来る。砂漠にすることで「スナスナの実」の力をより発揮することが出来ます。

「赤犬」と「青キジ」はロギアの能力を覚醒しており(予想)、その結果、パンクハザードの気候が生まれたと予想しています。

[伏線4] 氷漬けの囚人(巨人)

氷漬けの巨人

ワンピース第660話

何コレ......

氷づけの死体!!?

上にも下にも!?

出典:ワンピース『第660話』

パンクハザードで登場した氷漬けの巨人。囚人の服を着ていたので、世界政府が推進する"人の巨大化"研究の為のモルモットとして、冷凍保存されていた可能性が考えられます。

世界政府の研究チームに所属していたシーザーに対して、そんな非道な兵器求められていないと、追いつめられた時のシーザーのセリフからも、パンクハザードでは、人体の巨大化についての研究が行われていたことが分かります。

数百年前から推進され、未だに実現できていない「人体の巨大化」、研究する為には大量の巨人族の囚人が必要です。そういえばインペルダウンには、巨人族はほとんどいませんでした。登場した巨人は黒ひげ海賊団の仲間になった「サンファン・ウルフ」くらいです。

そう考えると巨人族の囚人は、インペルダウンではなく、パンクハザードに冷凍保存して送られるのが通常の流れだったのかもしれません。

非道!?

この島で囚人のクズ人間共を

ゴミの様に人体実験する

それと何が違う!!!

出典:ワンピース『第686話』

ベガパンクの奴は

この天才に嫉妬してんのさ

シュロロロロ...!!

聞けばまた人体の巨大化に

失敗したそうだな

出典:ワンピース『第686話』

[伏線5] 趣味の悪い男だ......誰かを思い出す

パンクハザードの子供達に、覚醒剤入りのキャンディを与え続け、家へ帰さないようにしているシーザーを見た、ローのセリフ。

趣味の悪ィ男だ......

誰かを思い出す......

出典:ワンピース『第666話』

卑劣なシーザーを見てローは「誰かを思い出す」といっています。この台詞からローの過去にシーザーのような人間がいたことが分かります。

スポンサーリンク

単純に考えると「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」のことだと思われます。実の弟である「ドンキホーテ・ロシナンテ」にオペオペの実を食べさせ、不老不死になる手術を行わせようとしたり、「イトイトの実」で相手を操り人形のように扱うなど。

ただ本当にドフラミンゴの事なのでしょうか。もしかしたらローにはまだ隠された過去があるのかもしれません。

[伏線6] ボニーは能力の為、推定

SBSでルーキの歳と身長が公開されています。

O:はいはい。2年前の状態で書きます。再登場した奴には、2歳足してね。

身長は変わらないと考えてください。ボニーは能力の為、推定です。

名前年齢身長
ウルージ45歳388cm
アプー29歳256cm
ドレーク31歳233cm
ホーキンス29歳210cm
キッド21歳205cm
キラー25歳195cm
ロー24歳191cm
ボニー22歳174cm
カポネ40歳166cm

なぜわざわざ、ボニーの年齢を推定としたのか。ボニーは歳を操る能力だと考えられるので、正しい年齢は不明ということでしょうか。もしかしたら伏線の可能性も考えられます。

[伏線7] シルエットで登場した「闇の仲買人」たちの正体

シーザーの公開実験をモニタで見ていた「闇の仲買人」

正体が判明しているのは「ユースタス・“キャプテン”キッド」「タマゴ男爵&ペコムズ」「ロブ・ルッチ」くらいで、ほとんどの「闇の仲買人」たちの正体は、未だに判明していません。

スポンサーリンク

[伏線8] 悪魔の実の伝達条件

サラサラの実 モデル「アホロートル」を食べたスマイリーが、殺戮兵器「シノクニ」となったシーン。スマイリーは命を落とし、近くのソリの中にあった「リンゴ」が悪魔の実に変わっていました

このシーンを単純に考えると、能力者が命を落とした時一番近くある果物に悪魔の実が宿ると考えられます。ただそれだと、あまりにも単純すぎるような気がします。

シーザーは悪魔の実の伝達条件を知っているはずです。なぜならわざわざ、部下を使い「リンゴ」が入ったソリを近くに置いているからです。ということは、シーザーが「リンゴ」に悪魔の実が宿る為の何かをした可能性も考えられます。

[伏線9] パンクハザードの竜 そして ベガパンクが造った「人造悪魔の実」

島を護衛する為

Dr.ベガパンクが人工的に

生み出した幻獣!!!

出典:ワンピース『第680話』

パンクハザードには、人工的に作られた竜が2匹登場します。パンクハザード入り口にいた大きな竜と、パンクハザードの研究所に入ってきた小さな竜です。

またモモの助が食べた失敗作といわれている、「人造悪魔の実」も龍になる悪魔の実でした。

 

龍といえば四皇「カイドウ」です。カイドウは過去に何度も海軍に捕まっています。ということは世界政府はカイドウの血液やDNAのような情報を持っていても不思議ではありません

Dr.ベガパンクは、カイドウから採取したデータから、人工の竜。そしてモモの助が食べた「人造悪魔の実」を作ったのではないかと予想しています。

[伏線10] しっかりしろ...!! なぜドフラミンゴが出てきたのか。

モモの助とドフラミンゴ

出典:ワンピース第685話

おい

しっかりしろ!!

しっかりしろ...!!

出典:ワンピース『第685話』

人造悪魔の実を食べた「モモの助」に対し、「しっかりしろ」とドフラミンゴのような人物が回想の中で登場しています。その後、パニックとなったモモの助は、能力で作り出した雲をつかみながら空を飛び、無事穴の中から抜け出すことに成功しています。

スポンサーリンク

モモの助はまだ、「人型」と「獣型」の変形を自在にすることが出来ていません。

ただ「人型」と「獣型」に変更する時は、ある特徴があるように感じています。

以下は、龍になったシーンです。龍になったシーンを見てみると明らかに不安や恐怖を感じている時に龍になっています

説明
第685話「秘密の部屋」の人造悪魔の実を食べた後、兵士達がやってきたとき
第698話カイドウの名前を聞いた時
第723話闘魚とドフラミンゴが襲ってきた時
第725話ドフラミンゴの事を思い出して恐怖している時
第810話初めてゾウに上陸した時

 

続いては、人間に戻ったシーン。こちらは龍になったシーンとは真逆で「モモの助」が安心した時に人間に戻っています

説明
696話錦えもんが「シノクニ」から復活した時
701話ナミの胸に抱かれている時
724話ドフラミンゴが襲ってきたのを、サンジとローが助けてくれた時

ベガパンクが造った「人造悪魔の実」は、能力者の心理状態と大きく関わっていそうです。

[考察11] なぜ青キジはパンクハザードにいたのか

パンクハザードで、スモーカーがドフラミンゴに殺されそうになった時に現れた、元海軍本部大将青キジ。

なぜ青キジがパンクハザードにいたのか。それはパンクハザードが"人体の巨大化"の研究をしていた施設であり、氷漬けにされた巨人の囚人がいる場所であることが関係していると予想しています。

青キジの親友である「ハグワール・D・サウロ」は、22年前にオハラで氷漬けにされています。もし氷漬けにされた「サウロ」が、どこかの研究施設に冷凍保存された状態で送られているのであれば、生きている可能性もあるかもしれません。

なぜなら、サウロを氷漬けにした青キジの技が「アイスタイムカプセル」という技だったからです。そしてその時のタイトルが「未来へ届くように(第397話)、オハラの歴史が「未来へ届くように」という意味でつけられたタイトルですが、サウロの意味が含まれている可能性も考えられます。

青キジは、パンクハザードに親友であるサウロを探しに来たのではないでしょうか。そして見聞色で弱っているスモーカーに気づき助けに来たと予想しています。

-伏線
-