なぜ魚人族と人魚族は差別を受けているのか
たった200年前まで
実際にあった悪い歴史
魚人族と人魚族は"魚類"と分類されて
世界中の人間達から迫害を受けていたの
みんなが彼らを蔑んでいた......
出典:ワンピース『第500話』
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世界政府の加盟国になったのは200年前
200年前まで
魚人と人魚は"魚類"に分類されてたそうだ......
200年前に「リュウグウ王国」は
世界政府の加盟国となり
人間達との友好を結んで......
王は"世界会議(レヴェリー)"への参加も許された
でも人間達は魚人族を嫌い続けた
出典:ワンピース『第620話』
200年間で世界会議(レヴェリー)へ参加したのはたったの2回
出典:ワンピース『第905話』
世界会議(レヴェリー)編で、世界会議(レヴェリー)に参加する「リュウグウ王国」の国王「ネプチューン」王子「フカボシ」「リュウボシ」「マンボシ」そして王女「しらほし」
なんと200年間で世界会議(レヴェリー)へ参加するのは、今回でたったの2度目。
1度目の参加がいつなのか?なぜ今まで参加してこなかったのか?
もしかしたら1度目の参加で「酷い差別を受けた」もしくは「危険な目にあった」そして「奴隷にされた」など相当な理由があったのかもしれません。
世界政府加盟国にも関わらず人類売買で人魚族(女)は断トツの価格
シャボンディ諸島で人魚のケイミーが攫われた時に紹介された人類売買リストの上部に書かれた内容には「対象人類は犯罪者及び世界政府非加盟国民とする」とはっきり書かれています。
「リュウグン王国」は200年前に世界政府の加盟国になっているはずです。しかし現実は、世界政府の加盟国というのは形だけであり、シャボンディ諸島では、普通に人魚が高値で売買されていました。
出典:ワンピース『第501話』
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魚人島の住民は人間が住む世界に憧れている
アーロンが建てた「アーロンパーク」は、シャボンディ諸島にある「シャボンディパーク」にそっくりです。これは人間が住む地上に憧れていたことが理由だったようです。
ニュ~
憧れてたんだ...
許して欲しくて言うんじゃねェぞ...
ナミ...!!
アーロンさんは人間が大嫌いで人間を恨み
おれ達はやりすぎた
......でも
ガキの頃から人間達の住む世界に
憧れを持ってたのは事実だ
出典:ワンピース『第620話』
あたスィ達が!!!
水中だけでも生きていける私達が!!!...
広い広い海の中...
暗い暗い海底で!!!
ただこの場所を選んで住んでるのはなぜ?
ここには小さな"光"と"空気"があるからではないですか!?
地上には!!もっと大きな光がある!!
もっと高い空がある!!
子供達がこっそり
シャボンディパークを見上げに行くのは なぜ?
世界にはもっと素敵な場所があるのに!!!
出典:ワンピース『第624話』
オトヒメの台詞から、人間が息のできない暗い海底や水中に住めば、安全な暮らしができるはずです。しかし、人間が住む地上に憧れている魚人族と人魚族は、地上にある"光"と"空気"が存在する「魚人島」を住処として選択しているのです。
「地上に住む」という夢は、遠い先祖達が試みて無念のまま潰えた夢である
オトヒメの夢見る世界はな...左大臣
遥か数百年の昔の話...
我々の遠い先祖達が試みて...!!
無念のまま潰えた夢
そのものなのじゃもん......!!
出典:ワンピース『第621話』
国王「ネプチューン」の台詞から、地上への移住は遠い昔の先祖達も試みていたことが判明しています。
ここで気になるのは、ネプチューンが話をしている時の背景に、約束の船「ノア」が映っているのです。もしかしたら地上への移住と約束の舟「ノア」は深い関係性があるのかもしれません。
[仮説] 魚人族と人魚族は、巨大な王国の味方をしていたため、200年前まで差別を受けていた!?
ここからは「なぜ魚人族と人魚族が長い年月、差別を受け続けているのか」について個人的な見解で考察していきます。
出典:ワンピース『第395話』
かつて巨大な力を誇ったようだが
その国の情報は執拗なまでに
かき消されておる
おそらく後に
「世界政府」と名乗る連合国の前に
敗北を悟った彼らは
その思想を未来へ託そうと
全ての真実を石に刻んだのじゃ
それこそが現代に残る
"歴史の本文(ポーネグリフ)"......!!!
出典:ワンピース『第395話』
歴史の本文(ポーネグリフ)が存在する場所が示す意味とは!?
クローバー博士の台詞から「歴史の本文(ポーネグリフ)」は、敗北を悟った巨大な王国が、その思想を未来へ託すために全ての真実を刻んだ石が「歴史の本文(ポーネグリフ)」ということです。
ということは「歴史の本文(ポーネグリフ)」が存在する場所は、巨大な王国と関係性が深い国なのではないでしょうか。要するに「空白の100年」の時代に巨大な王国側についていた国なのではないでしょうか。
なぜなら敗北を悟った「巨大な王国」が「歴史の本文(ポーネグリフ)」を託すとしたら味方に託すと考えるのが自然だからです。
出典:ワンピース『第778話』
ただし、扉絵で登場した「歴史の本文(ポーネグリフ)」を見る限り、破壊することはできなくても、持ち運ぶことは可能なようです。
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黄金都市「シャンドラ」は歴史の本文(ポーネグリフ)を守る為に滅んだ
出典:ワンピース
約1100年前に栄えた古代都市「シャンドラ」は、空白の100年(900年前~800年前)が終わった年に滅んでいます。その後、生き残りの子孫が代々「歴史の本文(ポーネグリフ)」を守っていました。
古代都市「シャンドラ」にあった「歴史の本文(ポーネグリフ)」に語られていた内容は、古代兵器「ポセイドン」に関する情報です。
アラバスタの王族は代々 歴史の本文(ポーネグリフ)を守ることが義務づけられている
出典:ワンピース
アラバスタ王国の地下に隠されていた「歴史の本文(ポーネグリフ)」
アラバスタの王族は代々、この「歴史の本文(ポーネグリフ)」を守ることが義務づけられていることが国王「ネフェルタリ・コブラ」の台詞から判明しています。
アラバスタにあった「歴史の本文(ポーネグリフ)」に語られていた内容は、古代兵器「プルトン」に関する情報です。
歴史の本文(ポーネグリフ)は光月家が作った
そうじゃ800年前の大昔...!!
その光月一族の腕で作られた
壊せぬ書物
それが
"歴史の本文(ポーネグリフ)"
ぜよ!!!
出典:ワンピース『第818話』
ネコマムシの台詞より、歴史の本文(ポーネグリフ)は光月家が作ったことが判明しています。そして光月家と兄弟分である、ミンク族はロードポーネグリフの一つを所有しています。
巨大な王国がその思想を未来へ託すために全ての真実を刻んだ石である「歴史の本文(ポーネグリフ)」を作ったのが、光月家です。
ということは、巨大な王国と光月家は深い繋がりをもった関係だったのかもしれません。
魚人島にある 歴史の本文(ポーネグリフ)
今までの考察で、ポーネグリフには護り手がいて、「シャンドラ」「アラバスタ」「ミンク族」と「歴史の本文(ポーネグリフ)」を代々護ってきました。
出典:ワンピース『第628話』
魚人島にも「歴史の本文(ポーネグリフ)」が存在しています。ただ他の「歴史の本文(ポーネグリフ)」とは違い、まるで謝罪文のような特殊な「歴史の本文(ポーネグリフ)」です。
「空白の100年」を生きた「ジョイボーイ」が当時の人魚姫に宛てに書いた「魚人島との約束を破った事への謝罪」であることが判明しています。
ジョイボーイというのは
"空白の100年"に実在した
地上の人物なのじゃもん
あの文章は当時
この島におった"人魚姫"に宛てられたものじゃもん
魚人島との約束を破った事への謝罪文だという......
内容は詳しく伝わっておらんが
いずれ必ずジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れる
それがわしら王族に伝わる伝説
じゃから我々はその日を信じ......
先祖代々「ノア」を見守り続ける事が彼との約束
来るべきその時初めて
巨船「ノア」は使命を授かるんじゃもん...!!!
出典:ワンピース『第649話』
ジョイボーイは「歴史の本文(ポーネグリフ)」に謝罪文を書いていることから、巨大な王国側の人間である可能性が高いと考えられます。
なぜなら、世界政府側であれば「歴史の本文(ポーネグリフ)」を扱うことができなかったはずだからです。
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結論
ここまでの考察から、以下のような結論なのではないかと予想しています。
古代都市「シャンドラ」
「歴史の本文(ポーネグリフ)」を守る為に戦い滅びる。その後、子孫が「歴史の本文(ポーネグリフ)」を守り続ける。
アラバスタ王国
もともとは世界政府側だと考えられます。なぜならアラバスタ王国だけが天竜人にならなかった、つまり天竜人になれる権利があったということです。
アラバスタ王国に「歴史の本文(ポーネグリフ)」があった理由は、途中から巨大な王国側の味方をした?もしくは中立な立場に立ち戦争を辞めさせようとしていた?からではないかと予想しています。
ワノ国(光月家)
ワノ国は鎖国国家であり侍が強すぎる為、海軍ですら近寄れないと言われていました。「歴史の本文(ポーネグリフ)」を作ったのが光月家であることから、巨大な王国とは密接な関係だったことが予想されます。
きっと世界政府は、ワノ国を何度か攻めていたのではないでしょうか。しかし侍が強すぎて支配することができなかったと予想しています。
魚人島
空白の100年に巨大な王国と密接な関係だったと予想される、魚人族と人魚族は世界貴族から差別されるようになったのではないでしょうか。侍が強すぎたワノ国とは違い、リュウグウ王国の力では世界政府と戦う戦力はなく、海底に身を潜める暮らしを選択するしかなかったと予想しています。