目次
天竜人の最高位「五老星」よりもっと上の存在とは
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五老星とは
五老星とは天竜人の最高位にして、世界政府の最高権力者である5人の老人達のことをいいます。
五老星の初登場は、ワンピース第233話でルフィに敗れた王下七武海である「クロコダイル」の穴をどう埋めるか、"三大勢力"の均衡を保つことの重要性を議論していました。
その後は、フランキーの師匠であるトムの過去や、ロビンの故郷であるオハラの過去のシーンで登場しています。五老星の主な登場シーンは以下の通り。
登場話 | 詳細 |
第233話「世界最高権力」 | 五老星の初登場シーン。ルフィに敗れた王下七武海「クロコダイル」の穴をどう埋めるか議論。 |
第303話「金持ち海賊団」 | 海軍本部 最高戦力 大将「青キジ」の行動について問題視していた。 |
第355話「スパンダム」 | フランキーの師匠であるトムの回想シーン。スパンダムが古代兵器の設計図を手に入れる案を五老星に提案。 |
第395話「オハラvs世界政府」 | 22年前「オハラ」にバスターコールがかけられた時。この時の五老星はなぜかシルエットでの登場。 |
第433話「その海の名は」 | 四皇「白ひげ」と「赤髪」が接触するのを知った五老星が「何!!?」と発言している。 |
第594話「メッセージ」 | 頂上決戦後のシーン。黒ひげに対し「悪魔の実を二つ食べた人間は、歴史的に前例がない」と話している。 |
第793話「虎と犬」 | ドフラミンゴが王下七武海を抜けるというデマの事件に激怒する、海軍本部元サカズキ(赤犬)と会話している五老星。 |
第907話「虚の玉座」 | 世界会議(レヴェリー)の際に四皇"赤髪のシャンクス"が五老星を訪れるシーン。 |
第908話「世界会議開幕」 | 五老星より偉いと思われる「イム様」が登場。 |
五老星より「もっと上」からの指示
ドレスローザ編でドフラミンゴが王下七武海を辞めるというデマ情報が世界中に流れました。そしてこの情報に海軍本部も騙されていたのです。
その証拠に、海軍本部元帥サカズキ(赤犬)が五老星に激怒しているのです。
サカズキ「ドフラミンゴ七武海脱退から誤報の一件...!!
あんたらの...もっと上からの指示っちゅう事ですかぃ」
五老星「............」
出典:ワンピース『793話』
五老星「お前の面子など取るに足らん!!
お前達"海軍"は政府の"表"の顔」
出典:ワンピース『793話』
五老星「この案件はCPに一任したのだ!!!」
サカズキ「CPか...早ァ話があんたらも頭飛び越えられたんと違いますか!?
天竜人の傀儡(かいらい)に!!!」
出典:ワンピース『793話』
まずサカズキ(赤犬)の台詞から、世界政府の最高権力者である五老星より「もっと上」が存在することが判明しています。ここで気になるのが「五老星より上」ではなく「もっと上」と表現されているところです。
単純に考えれば、例えば課長の上は部長。課長のもっと上は常務や社長です。ということは、天竜人の最高位にして、世界政府の最高権力者である「五老星」より上の存在が複数いると考えられるのではないでしょうか。
そして海軍本部は政府の"表"の顔という表現をしています。この言葉から政府の"裏"の顔が存在することが分かります。
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最後に
「早ァ話があんたらも頭飛び越えられたんと違いますか!?天竜人の傀儡(かいらい)に!!!」
傀儡(かいらい)とは人の手先となって思いのままに使われる者の事をいいます。この傀儡とは、もしかしたら世界貴族直属の組織「CP-0」のことかもしれません。
「天竜人の傀儡に頭を飛び越えられた」ということは、下記のいずれかだと予想しています。
【本来の形予想1】
- 「五老星よりもっと上」(指示)→ 「五老星」 (指示)→ 「天竜人の傀儡」
- 「天竜人の傀儡」(報告) → 「五老星」(報告) → 「五老星よりもっと上」
【今回のケース予想1】
- 「五老星よりもっと上」(指示)→ 「天竜人の傀儡」
- 「天竜人の傀儡」(報告) → 「五老星よりもっと上」
【本来の形予想2】
- 「五老星よりもっと上」(指示)→ 「天竜人の傀儡」(指示) →「五老星」 (指示)→ 「CP-0」
- 「CP-0」 (報告) → 「五老星」(報告) → 「天竜人の傀儡」(報告) →「五老星よりもっと上」
【今回のケース予想2】
- 「五老星よりもっと上」(指示)→ 「天竜人の傀儡」(指示) →「CP-0」
- 「CP-0」(報告) →「天竜人の傀儡」(報告) → 「五老星よりもっと上の天竜人」
このように「五老星」の頭を飛び越えて、指示・報告が行われたのではないかとサカズキ(赤犬)は疑っていると考えられます。
ドフラミンゴは誰とやり取りをしていたのか!?
ドフラミンゴが王下七武海を辞めるというデマ情報は、海軍本部そして五老星も騙された情報だと考えられます。
そしてこのデマ情報は、ドフラミンゴの戦略でした。ということは、ドフラミンゴは「五老星のもっと上」の存在と直接やり取りをしていたと考えるのが自然です。
ドフラミンゴは"聖地"マリージョアの内部にある重大な「国王」の秘密を知っています。
ロー「マリージョアから堕ちた元天竜人のお前に
なぜまだ権力がある......!!
お前は今朝"CP0"を動かした!!」
ドフラミンゴ「おれが"聖地マリージョア"内部にある
重大な「国宝」の事を知っているからだ!!
それは存在自体が世界を揺るがす
出典:ワンピース『第761話』
ドフラミンゴが直接やり取りしていた人物が「センゴクよりもっと上」の人物なのか!?
モリア「誰のさしがねだ...ハァ...ハァ...!! センゴクか......!!?」
ドフラミンゴ「いやァ......!! もっと上だ......!!」
出典:ワンピース『第581話』
頂上決戦後、ゲッコー・モリアは「王下七武海の称号を背負うには力不足」という理由で、ドフラミンゴに消されそうになっていました。
ただ瀕死状態だったモリアが急に消えたため、ドフラミンゴはモリアの暗殺に失敗しています。
そして、この結果を報告している人物が第594話で登場しているのです。
出典:ワンピース『第594話』
この人物がドフラミンゴのいう「センゴクよりもっと上」の存在なのでしょうか。
ただしドフラミンゴは海賊です。「センゴクよりもっと上」(五老星よりもっと上の人物と同じ?)の人物が直接ドフラミンゴとやり取りするとは思えません。
もしかしたら、この人物はサカズキ(赤犬)の言う「天竜人の傀儡(かいらい)」なのかもしれません。
またドフラミンゴはこの人物に対し「お前ら」と表現しています。あくまでもこの人物はドフラミンゴとの窓口であり、裏にはもっと大物(権力者)が控えている可能性もあると考えられます。
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イム様とは何者なのか!?
ワンピース『第908話』
ワンピース第908話で登場した「イム様」
「五老星」が「イム様」と呼び、頭を下げているので、「五老星」より上の存在であることがわかります。「イム様」は一体何者なのでしょうか。かなりの重要人物だと考えられます。
[予想] 世界貴族(天竜人)の内部を大胆予想
世界貴族(天竜人)の見取り図を描いてみました。※あくまでも予想ですので、ご了承ください。
天竜人の中にも、ランクがあるのではないかと予想しています。王族のような上位ランクと、一般の下位ランクがあり、イム様は上位ランクの王、その下に上位ランクの天竜人、「五老星」の立ち位置はあくまでも下位ランク(一般)の最高位なんじゃないかと考えています。なぜなら「五老星にはもっと上」が存在するからです。
ドフラミンゴが取引していたのは「天竜人の傀儡」であり、ドレスローザ編でドフラミンゴが王下七武海を辞めるというデマ情報が世界中に流すように指示したのは、王族ランクの天竜人。そして「天竜人の傀儡」を経由し「CP-0」に指示。
そのため「五老星」と「海軍本部」はドフラミンゴが王下七武海を辞めるというデマ情報が嘘であることを知らずに、情報に騙されていた。と予想してみました。