目次
居眠り狂死郎は「敵」それとも「味方」なのか!?
黒炭家御用達両替屋で、ワノ国の将軍黒炭オロチに仕える侍の一人である"居眠り"狂死郎。
黒炭オロチを狙うゾロの斬撃を防ぎ、ゾロでも簡単に倒すことができない程の実力者です。
そうは いかん!!
拙者
将軍の犬ゆえ
出典:ワンピース第945話
本記事では、居眠り狂死郎が"敵"なのか、それとも"味方"なのか について考察しています。
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狂死郎は黒炭オロチに特別扱いされている!?
狂死郎は黒炭オロチが大好だった小紫を斬り殺害しています。(実際は生きている)
これまでの黒炭オロチの言動や行動から、オロチは自分の逆らった相手は許さない性格のように感じられます。
えーー!?
誰だバカ よせ!!
殺されちまうぞ!!
出典:ワンピース第932話
おトコがオロチのことを笑った時、オロチに仕える部下達は「殺されちまうぞ」と大慌てでした。
そんな中、おトコを守り将軍にビンタした小紫を、狂死郎は斬り殺しています。
大好きな小紫を殺され怒る将軍オロチに対し狂死郎は次のように回答しています。
小紫への"武士の情け"でござる
「将軍」に歯向かえば誰であれ大罪人!!!
鉄の掟にござる!!
出典:ワンピース第933話
将軍への忠誠心とはいえ、将軍オロチの大好きな人を殺害したのです。
しかし、将軍オロチは狂死郎への怒りを表すだけで、狂死郎に何も罰を与えていませんでした。
狂死郎は将軍オロチにとっても特別な存在なのかもしれません。
なぜ小紫は生きていたのか?
狂死郎が光月家の"味方"なのかもしれないと思わせるのが、小紫(光月日和)が生きていたという事実です。
小紫は、沢山の人の前で狂死郎に斬り殺されています。そして葬儀まで行われているのです。しかし、実際は生きていました。
なぜ生きていたのか?第933話の斬られるシーンでは明らかに切り口から血が流れていましたが、生きていた小紫は無傷でした。
もし狂死郎が日和の味方だった場合、このシーンは日和を助けたという解釈ができます。
では、どうやって日和を助けたのでしょうか。
狂死郎「覚悟は?」
小紫「ありんす」
出典:ワンピース第933話
狂死郎は、小紫を斬る前に「覚悟は?」と聞いています。そして小紫は「ありんす」と回答し目を閉じています。
まるで「準備はいいか?」と「OK」というやり取り(合図)のようにも感じます。
あくまでも予想ですが、狂死郎は夢を操る能力者であの場にいた目を開けている人物は全員 幻を見せさせられているのではないでしょうか。
将軍の犬はスパイを連想される言葉でもある
そうは いかん!!
拙者
将軍の犬ゆえ
出典:ワンピース第945話
狂死郎が話していた「犬」という表現は、警察の手先(手下)そして 江戸時代からスパイという意味でも使われていた言葉です。
また、スパイは他人の秘密を嗅ぎまわることから、比喩的に"犬"と例えることもあるようです。
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狂死郎は傳ジローなのか?
未だに正体が明らかになっていない赤鞘9人男の一人である「傳ジロー」
50年以上昔、ワノ国を違法出国した男「霜月コウ三郎」
「和道一文字」と「閻魔」は、霜月コウ三郎が作った刀であることが判明しています。
霜月コウ三郎が作った「和道一文字」を、東の海にある「シモツキ村」の「くいな」が持っていたことから、霜月コウ三郎は、ゾロの師匠である「コウシロウ」の父親であることが有力だと考えられます。(※コウシロウの年齢は51歳なので、年齢的に父親が妥当)
コウシロウは霜月コウ三郎がワノ国を違法出国した後に生まれたと思われます。(ビブルカードによるとコウシロウの出身地は東の海)
傳ジローは容姿がコウシロウに似ています。そして「都の身なし子」でした。
父親である(※予想)「霜月コウ三郎」が違法出国したことで、親を失い「見なし子」になったのではないでしょうか。
ここまでの考察から
「傳ジロー」は「コウシロウ」の兄だと考えらえます。
まだ、傳ジローが登場していない理由の一つに「コウシロウ」にそっくり!!
そして ゾロが驚く!!
そして ゾロとワノ国の関係性が明らかになる
という展開があるのではないかと予想しています。
では、狂死郎 は 傳ジローなのか?という説は、個人的には容姿がまったく違うので別人なのではないかと予想しています。
しかし、容姿を変えることで、光月日和を守りながら将軍オロチの懐刀の立ち位置を確保したという線も考えられそうです。
→ 追記:ワンピース第973話で傳ジローの正体が狂死郎であることが判明しました。
決戦の日の嵐は狂死郎が作り出した"幻"である??
錦えもん達が決戦の日に決めていた当日、天候は嵐。
カイドウが待ち受けている鬼ヶ島まで航海するためには、船での移動が必要です。
決戦の日の集合場所は「常影港」です。黒炭オロチは内通者により情報を得ており集合場所を把握していました。その結果、オロチは「常影港」の通路である橋を全て破壊して集合場所に同士を集められないようにしています。
また、集合場所に同士が集まらないだけではなく、天候は大嵐で鬼ヶ島まで航海することは不可能です。
この大嵐は本当に自然の嵐なのでしょうか。
もしかしたら、狂死郎の能力(※予想)により大嵐の幻が映し出されているという展開もあるかもしれません。
今回は狂死郎が
都の留守番!!
よきに伝えよ!!
出典:ワンピース第958話