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黒ひげはケルベロスの能力者で確定か!?
ワンピース第966話で黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)は、生まれてこの方一度も眠ったことがないという事実が判明しました。
そして、その話を聞いたシャンクスは「人生“倍”楽しいのかな」と話しています。
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黒ひげに関しては、イヌイヌの実 幻獣種 モデル「ケルベロス」の能力者であるという説が有名ですが、眠らないという情報により更に信憑性が増してきました。
本記事では、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)が「ケルベロス」の能力者である根拠について考察しています。
「黒ひげ」が「ケルベロス」の能力者である根拠まとめ
ケルベロスとは、ギリシア神話に登場する犬の怪物であり、冥府の神「ハーデース」が支配する冥界の番犬。
「黒ひげ」が「ケルベロス」の能力者であるといわれている理由は、「黒ひげ」と「ケルベロス」には共通点が多いからです。
[根拠1] 三つの頭(黒ひげ海賊団の海賊旗)
ケルベロスといえば、三つの頭がある犬の怪物です。
そして「黒ひげ海賊団」の海賊旗も三つの頭(ドクロ)があるのです。
[根拠2] 甘い物が好物(チェリーパイ)
ケルベロスは甘い物が好物であり、好物を食べている間は目の前を通過することができる(好物に夢中)といわれています。それくらい甘い物が好きな怪物なのです。
そして「黒ひげ」も甘いものが好物であり、食事シーンは「チェリーパイ」を食べている描写がほとんどなのです。
- モックタウンの酒場で「チェリーパイ」を食べる(ワンピース第223話)
- 政府に収集された王下七武海の食事シーンで「チェリーパイ」のような物を食べる(ワンピース第524話)
- エースが二番隊隊長になるとき、ティーチに古株だろと話かけるシーンで「チェリーパイ」のような物を食べている(ワンピース第552話)
- ボニーを捕まえているシーンでも「チェリーパイ」のような物を食べている(ワンピース第595話)
第524話の政府に収集された王下七武海の食事シーンでは、テーブルに骨付き肉があるにも関わらず「チェリーパイ」を夢中で食べているのです。
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[根拠3] 魂を食べる(サッチの魂)
ケルベロスは死者の魂を食べるといわれている怪物です。死者の魂が冥界にやって来る場合にはそのまま冥界へ通すが、冥界から逃げ出そうとする亡者は捕らえて食べる、これが地獄の番犬といわれる由来。
「ヤミヤミの実」を手に入れたことで、黒ひげに殺された 白ひげ海賊団4番隊隊長「サッチ」
ここで気になるのがエースの「これを放っといて殺されたサッチの魂はどこへ行くんだ」という台詞です。なぜ「サッチの魂はどこへ行くんだ」と表現したのか。
ギリシア神話に登場する犬の怪物「ケルベロス」に食べられた「魂」はどこに行くのでしょうか。無事成仏できるのか。
エースは、黒ひげを捕まえ倒すことで黒ひげに食べられた?サッチの魂を救おうとしていたのかもしれません。
[根拠4] 「ケルベロス」と「黒ひげ」は眠らない
ケルベロスは、3つの頭が1つずつ交代で眠り、残る2つの頭で常に見張りをしているため、眠らない怪物です。
そして「黒ひげ」も生まれてこの方一度も眠ったことがないという事実が判明しています。
エースの台詞である「人の倍の人生」とは、眠らないことで人の2倍生きているという意味であることがワンピース第966話で判明しています。(シャンクスの台詞「人生“倍”楽しいのかな」より)
[根拠5] ウソップの嘘(ケルベロス)
ワンピース第796話の扉絵で、ウソップが履いている水着に書かれた文字
LIE TURNS INTO REALITY(日本訳:嘘が現実のものになる)
この扉絵の通りに「ウソップ」がつく嘘は次々と現実のものになっています。
そして、ウソップがウソップ海賊団に言ってた嘘。
ケルベロスだ追い払えっ!!
出典:ワンピース第40話
実際はケルベロスではなく犬でした。
LIE TURNS INTO REALITY(日本訳:嘘が現実のものになる)
この嘘が現実のものになるのは時間の問題なのかもしれません。
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「ケルベロス」の能力で「悪魔の実」を複数食べれるのは違和感である
ギリシア神話に登場する犬の怪物「ケルベロス」は、3つの頭を持ち、死者の魂を食べれることから、黒ひげは「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」を食べることができたというのは、違和感を感じています。
なぜなら、もし「ケルベロス」の能力者が「3つの悪魔の実」を食べることができるのであれば、「史上最強の悪魔の実」になるからです。
そして、五老星の話では「悪魔の実を二つ食べた人間は歴史的に前例がない」のです。
"悪魔の実"を
二つ食べた人間など
歴史的に前例がない
出典:ワンピース第594話
そう考えると「ケルベロス」の能力はあくまでも、死者の魂を食べれるだけで、「3つの悪魔の実」を手に入れることはできないと考えるのが妥当なのではないでしょうか。
「黒ひげ」が「悪魔の実」を複数食べれたのは「体の構造が異形」だからである?
頂上決戦で既に「ヤミヤミの実」の能力を持っている「黒ひげ」が、「グラグラの実」の力を得た時のマルコの台詞。
体の構造が異形なんだよい!!
それがこの結果を生んだのか!!?
出典:ワンピース第577話
マルコの台詞から、黒ひげは「体の構造が異形」であることが判明しています。
もし、黒ひげが「ケルベロス」の能力者であるならば「体の構造が異形」というのは以下のどちらかだと考えられます。
- ケルベロスの能力者だから異形
- ケルベロスの能力とは関係なく、体の構造が異形
個人的には後者なのではないかと予想しています。
黒ひげは生まれた時から「心臓が3つ」ある。そして「ケルベロス」の能力を得たことで3つの心臓に対して3つの人格が生まれた。(※予想)
「ケルベロス」の力は「体の構造が異形」である「黒ひげ」にとって天職のような「悪魔の実」だったのではないでしょうか。
「グラグラの実」は白ひげの魂を食べて奪い取った?
四皇ビッグマム(シャーロット・リンリン)は「ソルソルの実」の能力者です。
「ソルソルの実」は元々、ビッグマムが大好きな「マザー・カルメル」の能力です。
ビッグマムは「マザー・カルメル」を食べることで「ソルソルの実」の能力者になっているのです。
ということは、未能力者だったビッグマムは、能力者である「マザー・カルメル」の魂を食べることで能力者になったと考えられます。
ギリシア神話に登場する犬の怪物「ケルベロス」は死者の魂を食べることができます。
頂上決戦で「白ひげ」は立ったまま死亡しています。そして、その後「黒ひげ」により「グラグラの実」を奪われています。
もしかしたら、「黒ひげ」は「ケルベロス」の力で「白ひげ」の魂を食べたのではないでしょうか(※未能力者の頭(心臓)で食べた)
その結果、黒ひげ(未能力者の魂)は、ビッグマム同様に能力者になったと予想しています。