赤犬が話す「天竜人の傀儡に」の意味を考察
ドレスローザ編で、ドフラミンゴが王下七武海を辞めるというデマ情報が世界中に流れ、この情報に海軍本部も騙されていました。
このときの海軍本部元帥サカズキ(赤犬)と五老星の会話。気になる発言があります。
五老星より「もっと上」の存在
まずは、五老星よりももっと上の存在がいるという事実です。
ドフラミンゴ七武海脱退から誤報の一件...!!
あんたらの...もっと上からの指示っちゅう事ですかぃ
出典:ワンピース第793話
ワンピース第1047話時点では、五老星より上の存在は「イム様」しか登場していません。
ドフラミンゴはあきらかに、天竜人の権力者と繋がっています。そうでなければCP0を動かすことはできません。
赤犬の話す「五老星よりももっと上の存在」とは、イム様のことなのか。そうであれば、赤犬はイム様の存在を知っているということです。
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もう一つ考えられるのは、イム様の他に五老星より権力をもっている存在がいるということです。
五老星は、天竜人(世界貴族)の最高位にして、世界政府の最高権力者です。そんな五老星よりも権力を持っている人物がイム様以外に存在しているのか。
もしかしたら、天竜人の中にも王族がいて、その王族の一族のこと?(シャンクスがもし天竜人であれば、この王族の一族?)
天竜人には傀儡が存在する
CPか...早ァ話があんたらも頭飛び越えられたんと違いますか!?
天竜人の傀儡に!!!
出典:ワンピース第793話
ドレスローザ編の一件は、五老星を介さず「天竜人の傀儡」が直接CP0に指示を出していたようです。(もしくは「天竜人の傀儡 = CP0」とも読み取れる)
「頭飛び越えられた」というのは、本来「天竜人の傀儡」から五老星に話がいくのが正しい順序だが、それを無視して、五老星には何も話さずにCP0への指示が行われたということだと考えられます。
傀儡(かいらい)とは、操り人形、他人の言いなりに動いて利用されている者という意味の言葉です。この言葉から、天竜人には傀儡が存在しているのがわかります。
いつからおれの上司になったんだ
お前らが政府内で
どれ程の権限をもってようが
おれは海賊・・・関係ねェ・・・!!
お前らとの取り引きが面白くなくなったら
おれはいつでも"七武海"をやめる・・・
よく覚えときな!!
出典:ワンピース第594話
頂上決戦後、ドフラミンゴにモリアを消すように指示した人物。この人物が天竜人の傀儡のひとりだと思われますが、ドフラミンゴ自体が天竜人の傀儡という線も考えられるかも知れません。
ただドフラミンゴは「お前らが」と複数形で話しているので、ドフラミンゴが天竜人の傀儡だった場合、五老星よりももっと上の存在は、イム様の他にも複数いるということです。(もしくは「五老星よりももっと上の存在」はイム様だけで、ドフラミンゴが話す「お前ら」というのは天竜人のこと?)
ドフラミンゴの元に訪れた「上からの刺客」
インペルダウンの「LEVEL6」“無間地獄”に収監されているドフラミンゴ。そのドフラミンゴの元に誰かが訪れています。
もしかして
おれを守ってんのか?
マゼラン!!
出典:ワンピース第906話
来たのか?
上からの刺客が
おれがマリージョアの
秘密の「宝」の事を
誰にもバラさねェ様に!!
口封じの殺し屋を送り込んできたか!?
出典:ワンピース第906話
このシーンで気になるところが、マゼランが戦う必要がある人物という点です。
ドフラミンゴが話す「上からの刺客」というのは、きっと「五老星よりももっと上の存在」からの指示でやってきた人物です。この人物がCP0や海軍本部の人物であれば、マゼランが戦う理由はありません。
マゼランが戦う必要があるということは、味方(海軍本部や世界政府の人物ではない)ではないということです。
上記より「五老星よりももっと上の存在」は、マゼランを相手にしても戦える強者に指示することができるということです。
もしかしたら「上からの刺客」としてやってきたのは世界最強の剣士である「ジュラキュール・ミホーク」のような人物かもしれません。
ミホークとドフラミンゴは、同じデザインのミサンガをつけており、ミホークとイム様は同じ目をしています。(ドフラミンゴは、サングラスで目を隠している)
「ジュラキュール・ミホーク」と「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」が天竜人(五老星よりももっと上の存在)の傀儡だったら面白いですね。(深読みせずに「天竜人の傀儡 = CP0」と考える方が自然なのかもしれませんが・・・)
今後の展開が楽しみです。