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第962話「大名と家臣」考察 ※ネタバレ注意
ワンピース第962話の感想そして考察です。第962話では「光月おでん」が大名になるまでの話、そして錦えもん達が家臣になるまでの回想シーンです。
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※単行本派の方はネタバレにご注意ください。
「九里」の怪物「アシュラ童子」という"鬼"
光月スキヤキに絶縁され、白舞にいる「霜月康イエ」の元を訪れた「光月おでん」の次の目的地は、ワノ国の"癌"と呼ばれている「九里」。
「九里」は無法地帯となっており、光月スキヤキも手が出せない状態。そのため、犯罪者は「九里」に逃げ込めばお上の手が届かず捕まらないとのこと。しかし「九里」で生き残る力がなければ生き残る事はできないと言われています。
そして「九里」には怪物「アシュラ童子」という"鬼"が住んでおり、「光月おでん」は「面白」とワノ国を漫遊(気の向くままに各地を回って旅すること)することに。
"黒炭"オロチは金庫のお金を騙し取る
「霜月康イエ」の元で寝泊まりしていた「光月おでん」の部屋は、メチャクチャでした。
家臣は修理代を請求しようとしますが、「霜月康イエ」は"天災"が通ったと思えと寛大な心で許していました。
また、金庫のお金も無くなっており、"黒炭オロチ"が「おでん様がそっと懐にお金を入れている」所を見たと発言していました。ただ「霜月康イエ」は「おでんなら堂々と持っていく」と考えているようで、"黒炭"オロチが嘘をついているのではないか疑っていました。
これまでの行動から将軍"黒炭"オロチは心配性で小心者の性格だが、策略家だと考えられます。「霜月康イエ」の元でコマ使い(身の回りの雑用をする人)として働いていますが、既にワノ国を乗っ取る計画を立てている可能性は高そうです。
イゾウがお菊(菊の丞)の兄であることが判明
「鈴後」でお腹を空かせた小汚い兄弟が登場しています。
この兄弟は舞踊の家元の息子達だが、父が罪人となり家族はバラバラに。兄弟二人で踊って稼ごうにも町の者は冷たく、お腹を空かせ「光月おでん」のおでんを勝手に食べ涙を流していたようです。
この兄弟の正体は
元花柳流家元の子「イゾウ」
そして弟「菊の丞」でした。
「イゾウ」といえば、白ひげ海賊団16番隊隊長です。
「光月おでん」がワノ国を違法出航した際、ワノ国の人達数人が「白ひげ海賊団」の船に乗っていたことは、ワンピース94巻SBSそして第820話で明らかになっています。
ということは「イゾウ」が「白ひげ海賊団」の船に乗ったタイミングは「光月おでん」と同じであると考えるのが自然です。
カン十郎は「希美の妖怪」
「希美」にて生死問わず人の髪の毛を奪っていく妖怪が登場。この妖怪はお金稼ぎのため、髪で筆を作って売るという変態でした。そして過去迫害を受けていたようです。
光月おでん曰く自業自得だとのこと。カン十郎は「光月おでん」の髪を狙い敗北。
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雷ぞうは「元光月家お庭番衆」の天才忍者
「兎丼」にて悪名高い山賊の噂があり、女は攫われ男は半殺しにあうという。この犯人は、かつてくの一にフラれ、光月家の「お庭番衆」を辞めた天才忍者雷ぞうでした。
雷ぞうは、「隠れ住む暮らしは限界」と「光月おでん」に泣きながら訴えていました。
光月おでん vs アシュラ童子率いる九里の強者
無法地帯で誰も手に負えないという「九里」に、一人で乗り込んでいく「光月おでん」
その勝負はなんと、丸一日かかる大激闘でした。
勝負は「光月おでん」の勝利。ただ流石の「光月おでん」もかなり負傷しています。
四皇と比べて「光月おでん」がどのくらいの強さなのかは不明ですが、仮に四皇クラスだったと考えると、「アシュラ童子」率いる「九里」の強者達はかなりの実力者だと考えられます。
(カイドウやビッグマムが丸一日かかってやっと倒せる相手と考えれば、「九里」の強者達はかなりの実力者だったといえます。)
光月おでんは「九里」の大名になる
「九里」の強者達を倒した「光月おでん」は「このどうしようもないクズどもの王になる」ことを決断。そして「九里」の荒くれ者達をまとめ上げ、無法地帯でだった「九里」を見事「郷」へと変貌させたのです。
この快挙を受けて「光月スキヤキ」は、「光月おでん」との絶縁を解き「光月おでん」に「九里」の大名の称号を与えています。
大名には家臣が必要です。「光月おでん」はその家臣に「錦えもん」達を指名。
錦えもん、傳ジロー、イゾウ、菊の丞、アシュラ童子、カン十郎、雷ぞうは涙を流し喜んでいました。
6年の月日が流れ33年前「イヌアラシ」と「ネコマムシ」が登場
33年前、壊滅した伝説の「ロックス海賊団」の残党達が新しい仲間を集め、次第に勢力を広げその名を上げていた。
残党達のシルエットには5人登場しています。前の二人は「白ひげ」「ビッグマム」、後ろの三人は真ん中は「カイドウ」、左は後ろ姿から金獅子こと「シキ」かな?右は後ろ姿から女性のように見えます。(シャクヤクことシャッキー?)
話はワノ国に戻り「九里ヶ浜」を歩いている河松が発見したのは「イヌアラシ」と「ネコマムシ」。河松は「イヌアラシ」と「ネコマムシ」を見て「異形の化け物」か「気味が悪い」と驚いていました。
次は「河松」、「イヌアラシ」、「ネコマムシ」が家臣になるまでの話が描かれそうです。
次号が楽しみです。