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ベガパンクが再現できない動力とは
200年前に聖地マリージョアを襲った機械兵は、ベガパンクいわく900年前に作られたとのこと。
そして、この機械兵を動かしている動力は、ベガパンクですら再現できない技術のようです。
動力とは、機械等を動かすために必要なエネルギーのことです。
500年先の未来といわれる未来島エッグヘッドの動力は"火"です。
ここで注目したいのが"電気"ではなく"火"という点です。
私たちの生活では、エアコンや冷蔵庫、テレビなど"電気"を動力として機械を動かしています。
しかし未来島エッグヘッドでは"火"を動力として機械を動かしているのです。
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例えば、エンジンは燃料を燃やして動力を発生させる原動機、それに対してモータは電力によって動力を得る電動機です。
未来島エッグヘッドの動力が"火"ということは、常に何かを燃やしていないと機械を動かすことはできないということです。
その証拠にベガパンクは、何を燃やすか研究し続けているようです。
火は全てのエネルギーに変換できる
何を燃やすかをわしは研究し続けてきた
もし"消えない炎"がこの世にあれば
太陽を作れるのにと・・・・・・!!
出典:ワンピース第1065話
電気を動力にする技術は存在していない?
ワンピースの世界には、電気を動力にする技術はまだ存在していないように感じます。
ナミの天候棒は電気を発生させます。そのため電気という概念があるのはわかります。しかし、電気をエネルギーとして使う、その考え方がない時代なのかもしれません。
その証拠にエネルは"雷"を動力にして方舟マクシムを動かしていました。「動力を"電気"とする」という表現ではなく「動力を"雷"とする」と説明しています。
そしてエネルは「エネルギーは有り余っているが、それを必要量 機械的に伝達できる物質がほしかった」と話しており、電気が伝わりやすい金属である"金"を採用し、方舟マクシムを動かしていました。
空飛ぶ機器を作る技術は存在していない?
私たちの世界で電気を動力として使うようになったのは1881年(1879年にエジソンが白熱電球を発明、その後1881年に発電所を作り、電気を家庭などに送る仕組みを作り出した)です。
飛行機やヘリコプターといった空飛ぶ技術は、1903年にライト兄弟が動力飛行を成功、その後1906年にヨーロッパでは初となる動力機の飛行に成功、そして1937年にドイツで世界初の実用的なヘリコプターが飛行に成功しています。
このように飛行機やヘリコプターが登場したのは、電気を動力として使うのが当たり前になった時代の後のことです。
ワンピースの世界では、気球(モルガンズの新聞社)は登場していますが、飛行機やヘリコプターなどの空飛ぶ機器は登場していません。
きっとワンピースの世界には、電気を動力とする技術はまだ存在しておらず、現実世界と同じように飛行機やヘリコプターといった機器を作る技術もまだない時代だと考えられます。
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月の都市ビルカには電気を動力にする技術が存在していた
表紙短期集中連載「エネルのスペース大作戦」で、エネルが地下に眠る古代都市に雷で攻撃したところ、古代都市に眠るロボットたちが充電され動き出しています。
この描写はあきらかに月には電気を動力にする技術が存在していた証拠です。
電気をつくる方法には、火力発電、水力発電、太陽光・風力・地熱発電、原子力発電などがあります。
エネルのスペース大作戦Vol.35「壁画に学ぶ。太古に生きた翼を持った"月の人"」
エネルのスペース大作戦Vol.36「月の都市その名も"ビルカ"。資源不足で青色の星へ飛ぶ」
月の都市ビルカは電気を作るために必要な資源がなくなったため、資源を求め地球へ移住したのではないでしょうか。
ベガパンクが話す"古代エネルギー"とは"電気エネルギー"である?
これまでの考察からベガパンクが話す"古代エネルギー"とは"電気エネルギー"のことだと予想しています。
実際に月と関係ありそうな、ミンク族はエレクトロで電気を発生させています。
ただルナーリア族の"消えない炎"も気になっています。電気だとシンプルすぎる気もしますし。
電気には資源が必要です。月の民も資源がなくなり、月から地球へと移住しています。
ベガパンクは「もし"消えない炎"がこの世にあれば」と話しているので、"古代エネルギー"は"電気エネルギー"だが、ベガパンクは電気より便利な無限に作れるエネルギーを発明するのかもしれません。
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