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【ワンピース】なぜクザン(青キジ)は黒ひげの仲間になったのか!?

2019-11-27

なぜクザン(青キジ)は黒ひげの仲間になったのか!?

青キジの正体

出典:ワンピース第699話

パンクハザードで元帥の座をかけ、赤犬と勝負し10日間という激闘の末、敗北した元海軍本部大将のクザン(青キジ)、海軍本部を辞めたクザンに対してドフラミンゴは「いい評判は聞かねぇぞ」そして「ただの放浪者と何かを決断した男の顔は違う...!!」と話していました。

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また五老星の台詞から、クザンは黒ひげ海賊団に加担していることが判明しています。

クザンの件はどうだ......

あの巨大な戦力が今や

"黒ひげ"に加担しているとは!!

軍の体面も何もあるまい

出典:ワンピース第793話

 

本記事では、なぜクザンは「黒ひげ海賊団」に加担しているのかについて考察しています。

[予想1] ハグワール・D・サウロを探している

サウロは"未来へ冷凍保存"されて生きている!?

22年前、ロビンの故郷であるオハラにいた、クザンの友人で元海軍本部中将「ハグワール・D・サウロ」

法で禁止されている「空白の100年」の歴史を調べていたオハラの学者に対し、世界政府はバスタコールをかけ、オハラは消滅。

その時、サウロもクザンに氷漬けにされ死亡しています。

 

しかし、サウロが氷漬けにされた時にクザンが使用した技が「アイスタイムカプセル」という技名です。(その後、アイスタイムで完全に氷漬けにされている)

タイムカプセルといえば、カプセル状の容器に大切な物を入れ年月が経過してから開ける物です。クザンがサウロに使った「アイスタイムカプセル」という技は、まるでサウロに傷がつかないように氷の膜を張って(カプセルに入れるイメージ)から、アイスタイムで氷漬けにしたようにも感じています。

アイスタイムカプセル

ワンピース第397話

 

また、この時のタイトルがワンピース第397話「未来へ届くように」。オハラの意志が未来へ届くようにという意味だと考えられますが、サウロのことも含まれている可能性もあるかもしれません。

パンクハザードは巨大化の実験を推進している実験施設

ここは元々政府の科学者

ベガパンクの実験施設で

"兵器" "薬物"の開発と実験が

繰り返されていた場所だ

島にゃあ監獄代わりに

一部の囚人達が連れてこられて

モルモットの様に「人体実験」されていたらしい......!!

出典:ワンピース第664話

パンクハザードで登場した「茶ひげ」の話では、パンクハザードはその昔、緑に覆われた"生命の宝庫"と呼ばれており、世界政府の科学者「ベガパンク」の実験施設だったことが判明しています。

兵器や薬物の開発が行われており、一部の囚人が連れてこられモルモットの様に「人体実験」が行われていたようです。

"人の巨大化"ってのは

何百年も前から

推進されている

「世界政府」の研究だ

出典:ワンピース第668話

また世界政府では"人の巨大化"の研究を推進しており、何百年前から研究しているとのこと。

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氷漬けの巨人

出典:ワンピース第660話

そしてパンクハザードには、氷漬けにされた囚人服を着た巨人や、巨大なガイコツが登場しています。

うわ巨人!?

いや巨人より

でけェぞ

出典:ワンピース第655話

 

"人の巨大化"を推進している世界政府。実験にはモルモットが必要です。

そう考えると、囚人となった巨人はインペルダウンではなく、パンクハザードに連行されていた可能性がありそうです。そしてモルモット(巨人)が腐敗しないように、氷漬けにして保管していたのではないでしょうか。

 

オハラで氷漬けにされたサウロ。もし生きているのであれば他の巨人同様にパンクハザードで保管されていたのかもしれません。

そして、クザンはパンクハザードに訪れています。これは氷漬けにされたサウロを探しにパンクハザードへ訪れた可能性もありそうです。

黒ひげ海賊団には、元インペルダウン看守長「雨のシリュウ」がいる

もしクザンがサウロを探しているのであれば、元インペルダウン看守長「雨のシリュウ」は重要な情報源です。なぜなら囚人達の情報を詳しく知っていると考えられるからです。

22年前オハラで氷漬けにされた巨人族「サウロ」が、当時どこに保管されていたのか、今はどこに保管されているのかなどの情報を知っている可能性があるかもしれません。

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黒ひげ海賊団には、元王下七武海「ゲッコー・モリア」がいる

モリアが黒ひげ海賊団に加入したかは明らかになっていませんが、黒ひげに仲間になるよう誘われていました。

黒ひげ海賊団は能力者狩りをしています。そして元インペルダウン看守長「雨のシリュウ」がいます。能力者狩りに遭い命を落とした優秀な遺体をたくさん持っている可能性があります。

元インペルダウン看守長「雨のシリュウ」の情報により、囚人として捕まっていた巨人族の遺体を持っている可能性もあります。

 

グランドライン前半の海でゾンビを作っていたモリアとは違い、桁違いな強さを持ったゾンビ軍団が作られるような気がしています。

 

もし、冷凍保存されたサウロを黒ひげ海賊団が保持している場合、クザンはサウロを奪い返すために「黒ひげ」となんらかしらの交渉をした、もしくはクザンは仲間になる振りをしてサウロの居場所を探しているなどが考えられるのではないでしょうか。

[予想2] クザンの正義感で黒ひげ海賊団を抑止しようとしている

黒ひげは「ヤミヤミの実」を手に入れるために、4番隊隊長「サッチ」を殺し逃走。そして責任を感じたエースは黒ひげを追跡していました。

その時、四皇"赤髪"のシャンクスがわざわざ「白ひげ」にエースを止めるように忠告しています。まだまだ謎の多いシャンクスですが、黒ひげの危険性を誰よりも早く感じていたのかもしれません。

そして黒ひげは、あっという間に四皇まで上り詰めます。

 

海軍本部大将時代のクザンの正義は「ダラけきった正義」です。

ただ、クザンが中将だったオハラ事件の時は「燃え上がる正義」という正義をかかげていました。しかしオハラ事件の件など、悩み続けついに「だらけきった正義」にいきついたといわれています。

44ページで黄猿のうしろに「~ずの正義」と
書いてあるんですけど、
青雉は「だらけきった正義」でしたね。なので、
黄猿と赤犬と尾田っちの「正義」を教えて下さい。

O:僕のも!?えーじゃあこんなかんじです。
赤犬「徹底的な正義」
黄猿「どっちつかずの正義」
青雉「だらけきった正義」
尾田「アンパンマン大好き」
はい。まー僕の正義はひまな人だけ考えて下さい。
僕はやなせたかしファンです。
赤犬はロビンの故郷"オハラ壊滅"に見てとれる、
悪は根絶やしにという考え。
青キジは実はその当時「燃え上がる正義」
という正義をかかげていたものの、彼は悩み続け、
確固たる意志で「だらけきった正義」に
いきついたようです。そして黄猿は、
それらを俯瞰に眺め、
一番いい立ち位置を決めたのでしょう。
この2年で海軍には大きな"事件"が起きました。
その辺、早く描きたくて僕はウズウズしています。
いずれ本編でお楽しみ下さい。

出典:ワンピース63巻SBS

 

クザンの本来の姿は正義感の強い男だと考えられます。

海軍本部を辞めても、クザン自身の正義のため、もっとも危険度が高いと感じた「黒ひげ海賊団」を抑止するため、内部に侵入し活動しているのではないでしょうか。

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[予想3] 海軍本部機密特殊部隊の隊長として黒ひげ海賊団に侵入している

ワンピース第956話で最悪の世代の一人である「X・ドレーク」が海軍本部機密特殊部隊「SWORD(ソード)」の隊長であることが判明しています。

ドレークといえば、元海軍本部少将であり海軍を辞めてから海賊をしていました。しかしその正体は海軍の機密部隊の隊長だったのです。

 

ドレークが所属している部隊は「SWORD(ソード)」です。

SWORDは翻訳すると剣なので

「SHIELD(シールド)」= 盾

「ARMOR(アーマー)」= 鎧

といった機密特殊部隊が存在する可能性が高そうです。

 

そして、ドレークは四皇「カイドウ」の百獣海賊団にスパイとして侵入しています。ということは他部隊の隊長も四皇の海賊団にスパイとして侵入している可能性があると考えられます。

 

そうなると、元海軍本部大将のクザンが海軍本部機密特殊部隊の隊長(総隊長?)として四皇「黒ひげ」の黒ひげ海賊団にスパイとして侵入していても違和感はありません

 

今の所、海軍本部機密特殊部隊に所属しているのが判明しているのは、ドレークとコビーだけです。コビーは海軍の船にいるにも関わらず、誰にも聞かれない場所に移動してからドレークと会話していました。ということは海軍内でも秘密の部隊だと考えられます。

ドレーク「おれだコビー」

コビー「あ...待ってください 場所変えます

そうだ......海!!」

ドレーク「霧」

出典:ワンピース第956話

そして会話も「海」「霧」という暗号のやり取りをしていました。

以前、センゴクがロシナンテと会話していた時も「おかき」「あられ」と暗号のやり取りをしています。もしかしたら海軍本部機密特殊部隊を作ったのはセンゴクなのかもしれません。

 

世界政府と海軍本部のやり方は、正義というには強引すぎるところがあります。オハラに対するバスターコールや天竜人の権力、奴隷など。

その思想とは独立して作られたのが、海軍本部機密特殊部隊なのではないかと予想しています。そしてセンゴクが作り、センゴクが信頼できる優秀な人物だけを集めた部隊なのではないでしょうか。

 

そのため海軍本部大将「黄猿」でさえ、ドレークが海軍本部機密特殊部隊「SWORD(ソード)」の隊長という事実を知らなかった可能性が考えられます。

その証拠にシャボンディ諸島で、黄猿とドレークは対戦しており(※この時点では海軍本部機密特殊部隊「SWORD(ソード)」の隊長ではなかった可能性もある)、ドレークは黄猿の蹴りを食らい大ダメージを受けていました。

 

あくまでも予想となりますが、クザンが「黒ひげ海賊団」に加担している理由は、海軍本部機密特殊部隊の隊長として、ドレーク同様にスパイ活動している可能性も考えられそうです。

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