考察

アラバスタ編のクロコダイルは覇気を知らなかったのか!?

2019-03-31

アラバスタ編のクロコダイルは覇気を知らなかったのか?

クロコダイルは覇気を知らない

出典:ワンピース

アラバスタ編でルフィと戦うクロコダイル。当時ルフィは覇気が使えなかったので、自然系(ロギア)「スナスナの実」の能力者であるクロコダイルに勝つことは、海楼石でもないと不可能だと思われました。

しかし「スナスナの実」は水が弱点で、水に触れると砂になれないのです。ルフィはその弱点を見抜き、水と血を利用してクロコダイルを撃破しまいた。

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ただこのシーンで、一つの疑問。水をもっていないルフィに蹴られるクロコダイルのセリフ

バカな...水も無く

このおれを蹴ることなど...

出典:ワンピース

 

普通に考えると、ロギアであるクロコダイルを蹴れた理由で一番最初に思い浮かぶのは

覇気では?

 

しかしクロコダイルから覇気という言葉は全く出てきませんでした。

もしかしたら、アラバスタ編のクロコダイルは覇気を知らなかったのではないでしょうか。

 

本記事では「アラバスタ編のクロコダイルが本当に覇気を知らなかった」について考察してみました。

そもそもクロコダイルが覇気を知らない訳がない!!?

白ひげに負けたクロコダイル

出典:ワンピース

クロコダイルは過去に白ひげに敗北しています。ということはロギアの能力者であるクロコダイルは白ひげの覇気により、実体を捉えられて敗北していと考えられます。

またクロコダイルは王下七武海です。覇気は海軍本部中将以上であれば使えると言われているくらいなので、新世界では、強者は覇気が使えるのが、当たり前くらいの能力だと考えられます。

王下七武海で「悪魔の実」の覚醒や古代兵器の情報まで知っている頭の切れる男であるクロコダイルが覇気を知らない訳がないと考えれれます。

 

ではなぜ、ルフィとの戦いで覇気の存在が出てこなかったのでしょうか。

[考察1] 覇気の設定がなかった

まず考えられるのが、アラバスタ編の時点では覇気の設定が存在しなかったのではないかという説。

ただ個人的にはそれはないと思っています。理由はワンピース第1巻でシャンクスが近海の主に腕を奪われた時、覇王色の覇気を使ったような描写があります。そしてモックタウンでは、黒ひげが覇気という言葉を出しています。

あの覇気で3千万はねェ思ったが

ここまでとは......!!

出典:ワンピース

 

そもそも覇気がないと、ロギアの能力者が無敵になってしまいます。(海楼石で捕まえるしかない)

ロギアの設定を作った時点で、覇気の設定はあったと考えられます。物語が進むにつれた覇気設定の強弱の変化はあったかもしれませんが、覇気はワンピース1巻(シャンクスの覇気)から存在していたと考えられます。

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[考察2] 東の海で懸賞金3千万の男が「覇気」使えるはずがないという固定観念

次に考えられるのが、固定観念です。

東の海は最弱の海です。覇気を使える人物はいないのではないでしょうか。東の海出身者である「モンキー・D・ガープ」は覇気を使えますが、普段は東の海にはいません。

普段から東の海に滞在している人物で、覇気を使える人はまずいない

そして懸賞金3千万という額を考えると、覇気を使える人はまずいない

 

この固定観念がクロコダイルにはあり、ルフィが覇気を使えるということはまったく考えなかったのではないでしょうか。

[考察3] 1度目の戦いでルフィが覇気を使えな事はわかっていた

ルフィはクロコダイルに2度負けています。クロコダイルは1度目戦いの時点で、ルフィが覇気を使えないのは把握済みです。

1度目の戦いは、ルフィの完敗でロビンがいなければ助かっていません。もしルフィが覇気を使えたのであれば1度目の戦いから使っていたはずです。

 

クロコダイルからしたら1度目の戦いで

ルフィは覇気が使えない

 

そして2度目の戦いで、水を持って戦っていたので

ルフィはやはり覇気は使えない

 

という固定観念があるので、3度目の戦いで水なしで蹴られた時は

 

???

 

とクロコダイルからしたら意味が分からなかったのではないかと予想しています。

きっとクロコダイルは

「あいつは覇気が使えないはずなのに、なぜ自分に触れることができる?また2度目の戦いのように何かを用意しているのか??」

というふうな気持ちだったのではないでしょうか。

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[考察4] クロコダイルはスナスナの実の弱点に敏感だった

スナスナの実と血

出典:ワンピース

「スナスナの実」は弱点がはっきりしている悪魔の実です。大量の水であれば砂になれないというのは納得できますが、血で砂になれないのは、「さすがにそれはないんじゃ」と思うくらいの設定です。

きっとクロコダイルは水分に敏感だと考えられます。なぜならクロコダイル(スナスナの実)の弱点だからです。

普通に考えたら、ロギアであるクロコダイルを蹴る事が出来るのは、覇気だと考えると思いますが、弱点に敏感だと予想されるクロコダイルは、まず水分を疑ったのかもしれません

[考察5] クロコダイルは覇気が使えて、ルフィが覇気が使えないことが把握できた

アラバスタ編の時点でクロコダイルが覇気を使えていたかは不明ですが、もし覇気を使えていた場合、覇気使いは、相手の覇気を感じることができる?と考えられます。

その理由は黒ひげのモックタウンでのセリフ。

あの覇気で3千万はねェ思ったが

ここまでとは......!!

出典:ワンピース

そしてインペルダウンでの黒ひげのセリフ

想像以上に強ェな...

以前より覇気も上がっている

出典:ワンピース

根拠はありませんが可能性の一つとして、アラバスタ編のクロコダイルは覇気が使えて、ルフィがまだ覇気を使えないことが把握できたのではないでしょうか。

終わりに

アラバスタ編でクロコダイルは覇気を知らなかった!?という疑問について考察してみました。

 

個人的な結論は

クロコダイルは覇気を知っていたが、

1度目と2度目の戦いで、ルフィが覇気を使えないことは判明していたので、

3度目の戦いの時には「ルフィは覇気が使えない」という固定観念がありそして「スナスナの実」の弱点である水分をまず疑ったのではないでしょうか。

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