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光月おでんが「釜茹での刑」を1時間耐えた理由とは
光月おでんは「釜茹での刑」の前にカイドウと黒炭オロチに対し「お前達の決めた時間耐えきったら解放してくれ」と交渉し、その結果 カイドウから「1時間」耐えたら解放してやると光月おでんの交渉を承諾します。
十人全員で釜に入る
もしお前達の決めた時間
耐えきった者がいたら
解放してくれ!!
出典:ワンピース第971話
しかし、1時間を耐える前に光月おでんは「あいつらは必ずおれを殺す」と話しています。
はっきり言うぞ
あいつらは
今日...
必ずおれを殺す
出典:ワンピース第972話
そして、光月おでんの読み通り、「釜茹での刑」を1時間耐えるもカイドウによりおでんは銃殺されています。
光月おでんは、はじめからカイドウ達が約束を守らないことを知っていました。では何のために「釜茹での刑」を1時間耐えたのか、そして何のためにカイドウ達に交渉をしたのでしょうか。
本記事では、光月おでんが「釜茹での刑」を1時間耐えた理由について考察しています。
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おでんが「釜茹での刑」を1時間耐えたのは「赤鞘9人男」を逃がすためである!!?
光月おでんがカイドウ達に「お前達の決めた時間耐えきったら解放してくれ」と交渉、そして「釜茹での刑」を1時間耐え抜いたのは「赤鞘9人男」を逃がすためだと予想しています。
交渉をすることで「カイドウ」に「赤鞘9人男」を逃がす隙を与えることが目的である!?
光月おでんが、「赤鞘9人男」を逃がすことが目的なのであれば、「釜茹での刑」を1時間耐えることはせず、はじめから逃がせばよいと感じてしまいます。
しかし、本当に逃げ切れるのでしょうか。
もし「釜茹での刑」がはじまる前に、「赤鞘9人男」を遠くに飛ばし逃がすとします。死刑が決まった罪人が逃げたのです。カイドウやオロチが黙って見逃すとは思えません。
またワノ国の国民も敵にまわしてしまいかねません。
光月おでんがカイドウと交渉し、その約束事(釜茹での刑を1時間耐え抜く)を果たすことで、「赤鞘9人男」が逃げることが正当化されるのです。
カイドウやオロチが嘘つきの立場となり、さすがのカイドウやオロチでも あの場で「赤鞘9人男」を全力で追うのをやめ、後で始末をすればよいという判断になる。これが光月おでんの狙いだと考えられます。
光月おでんの妻トキは、未来へ人を送るという「トキトキの実」の能力者です。
カイドウやオロチが後で始末すればよい。
この一瞬の判断の謝り(※予想)により「赤鞘9人男」の一部メンバと「モモの助」を未来へ飛ばすことに成功しています。
「釜茹での刑」を1時間耐え抜くことで「赤鞘9人男」全員が全力で逃げる判断をする!!
もし光月おでんが「釜茹での刑」の前に、「赤鞘9人男」を逃がすという判断をした場合、「赤鞘9人男」は逃げるという判断を取ったでしょうか。
あくまでも予想ですが、「赤鞘9人男」逃げずに光月おでんを救うという判断を取っていたのではないでしょうか。
あれだけ 光月おでんを慕っていたのです。おでんと共に死を覚悟していたに違いありません。
しかし、実際は光月おでんの助けられる形に。
あれだけの強さ そして 人格者である「光月おでん」が命を懸け「赤鞘9人男」にワノ国の未来を託したのです。「釜茹での刑」というとてつもない重みのある1時間により、「赤鞘9人男」は「光月おでん」の思いを感じたに違いありません。
頼んだぞ!!
お前ら......!!
「ワノ国」を開国せよ!!!
出典:ワンピース第972話
そして、光月おでんが命を懸け「釜茹での刑」を1時間耐え抜いたことで、「赤鞘9人男」全員が全力で逃げるという判断をしています。
「赤鞘9人男」クラスの実力者であれば、はじめから逃げることが出来たかもしれません。
しかし、「赤鞘9人男」は光月おでんを残して逃げるという判断はしなかったはずです。
光月おでんの命を懸けた行動により、ワノ国の未来へと繋がった「伝説の1時間」、それが「釜茹での刑」である。と第972話を読み感じました。
今後の展開が楽しみです。