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ワンピース 第963話「侍になる」考察 ※ネタバレ注意
ワンピース第963話の感想そして考察です。
※単行本派の方はネタバレにご注意ください。
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光月家とミンク族は固い契りを交わした兄弟分
数百年前、ミンク族と「ワノ国」光月家の侍達は固い契りを交わし兄弟分のようです。
どちらかに何かが
起きた時
必ずかけつけ共に戦う
それがいつかはわからぬが......
我々は......
........................
出典:ワンピース第963話
ミンク族が光月家の家紋を見ながら話していた台詞です。
非常に気になります。
まず 「どちらかに何かが起きた時、必ずかけつけ共に戦う それがいつかはわからぬが」という台詞。単純にそれくらい深い絆という意味なのかもしれませんが、「光月家」と「ミンク族」は誰かに狙われる立場??もしくは不透明な将来、戦いが待っている運命??なのかもしれません。
仮に「狙われる立場」であれば以下のような理由が考えられます。
→ 光月家はポーネグリフを作った一族で、代々ポーネグリフの読み書きが伝承されている。
→ ミンク族にはロードポーネグリフがある。
クローバー博士の仮説によると「空白の100年」は"巨大な王国"と"世界政府と名乗る連合軍"の戦争があった事が判明しています。
そして敗北を悟った巨大な王国は、決して壊れない石に真実を刻んだ、これがポーネグリフ。
ということは、光月家は「巨大な王国」と深い関係性があったと考えるのが自然です。そしてロードポーネグリフがあり、光月家と兄弟分であるミンク族も「巨大な王国」と深い関係性があったと考えられます。
そして仮に「不透明な将来、戦いが待っている」のであれば、これは「世界の夜明け」のことだと考えられます。
おれは思う
ルフィ達こそが
数百年間
我ら一族と"光月家"が待ち続けた
世界を夜明けへと
導く者達だ!!
出典:ワンピース第877話
次に「我々は......」という台詞。「我々は」の後に、重要な台詞が隠されていそうです。
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またゾウの背中から旅は始まる...という最初の説明も少し気になります。単純にイヌアラシとネコマムシの旅の始まりを意味していると思われますが、ワンピース第397話のタイトル「未来へ届くように」のように、意味深な言葉のように感じています。
ゾウの背中から旅は始まる→「空白の100年」のキッカケは歩くことしか許されない、1000年前に罪を犯したゾウだった?
(第397話のタイトル「未来へ届くように」は、オハラの意志が未来へ届くようにという意味だと考えられますが、サウロの意味も含まれている??)
興味本位でワノ国を目指す「イヌアラシ」と「ネコマムシ」
「ワノ国」光月家の侍達と兄弟分である話を聞いた幼少期の「イヌアラシ」と「ネコマムシ」は興味本位でワノ国を目指して旅立ちます。
新世界の海を子船で航海、海にのまれながらも運よくワノ国に辿り着いています。
ただ全く方向が分からなければ、いくら運が良くてもワノ国に辿り着けるとは思えません。光月家とミンク族は兄弟分です。何か起きた時にすぐかけつけられるようにお互いのビブルカードを持っていると考えるのが自然です。
「イヌアラシ」と「ネコマムシ」はワノ国へのビブルカードを持っていたため、新世界の海でも方向を間違えずに進めたのではないでしょうか。
「光月おでん」に助けられる「イヌアラシ」と「ネコマムシ」そして「河松」
無事、ワノ国へ到着した「イヌアラシ」と「ネコマムシ」、そしてたまたま海岸にいた「河松」はワノ国の住民に捕まりいじめられていました。
そこに登場したのが「光月おでん」
まるで浦島太郎のように、いじめられていた3人を無事救出。
恥を知れ貴様ら~~~!!!
異形を恐れるは
己の無知ゆえ!!
出典:ワンピース第963話
「異形を恐れるのは己の無知ゆえ」とカッコいい名言です。
「イヌアラシ」と「ネコマムシ」、そして「河松」は行くあてがないと「光月おでん」のもとに置いてもらうことに。
カッパの河松は魚人だった
河松は乗っていた船が沈み、母と二人でワノ国に流されてきたようです。
しかし、ワノ国では助けを求めても「魚人」だと差別される始末。河松の母親は怪我をしていたため故郷へは帰れず、ワノ国で命を落としています。
そして母が最期に言った台詞は「魚人は世界で差別されるから、カッパと言い張って生きろ」
この言葉を守り、河松はカッパと自ら名乗っていました。
「霜月康イエ」の支援により立派な家臣となる
"黒炭"オロチにお金を貸しているため、金欠な光月おでん。
お金が必要となり錦えもん達は「霜月康イエ」の元にお金を盗みにいくも捕まります。第943話で登場した回想シーンがここで登場。
「霜月康イエ」は「光月おでん」はいずれワノ国の「将軍」になる男。
家臣である錦えもん達は「光月おでん」を支えていくワノ国一の侍でなくてはならないといい、お金を盗みに来た「錦えもん」達に大金をあげ、そのお金で
- 身なりを整え
- 礼儀を学び
- 本を買い学問を身につけろ
そして
お前達の様な
ゴロツキが家臣では
おでんが恥をかくのだ!!
出典:ワンピース第963話
その結果、錦えもん達はワノ国の住民たちが驚くくらい立派な家臣になっています。
光月スキヤキは病気になる
父が病と聞きかけつけた「光月おでん」、元気な姿に安心した「光月おでん」でしたが、二人が交わす言葉はその日が最後。
二人が話しているシーンに"黒炭"オロチが映っているのも気になります。(もしかしたらオロチの策略で「光月スキヤキ」も病に侵された??)
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光月おでんは父スキヤキに、「おれは何も変わっていない。家臣達に立派にしてもらった」と伝えていました。あれだけ強いのに他人に頼る所も「光月おでん」が人を惹きつける理由の一つなのかもしれません。
30年前の「白ひげ海賊団」が登場
30年前の「白ひげ海賊団」がワノ国に流れ着き登場します。30年前なので、白ひげの年齢は44歳。(頂上決戦時が72歳)
当時マルコは見習いだったようです。
白ひげと共にいた人物は以下だと考えられます。
- 1番隊隊長 マルコ(15歳※現在45歳)
- 3番隊隊長 ジョズ(12歳※現在42歳)
- 5番隊隊長 ビスタ(17歳※現在47歳)
- 7番隊隊長 ラクヨウ
- ホワイティベイ(白ひげ海賊団傘下)
- エポイダ(白ひげ海賊団傘下)
- アンドレ(白ひげ海賊団傘下)
15歳のマルコが見習いだったので、マルコより年下のジョズも見習いである可能性はありそうです。
「光月おでん」は「白ひげ海賊団」の船に乗せてもらう
ワノ国に海賊船がやってきたことを知った「光月おでん」は、走って海岸へ。
そして「光月おでん」は全盛期の白ひげに「なにかくるぞ、とんでもねェのが」と言わせるくらい実力者であることが判明しました。
「白ひげ」と「光月おでん」は刀を交わし「覇王色の覇気」による衝突が発生。
やはり「光月おでん」は相当な実力者のようです。
そして「誰だか知らんがお前の船に乗せてくれ!!!」と白ひげに頼んでいました。
第963話はここまで。次号はロジャーとの出会いが描かれるのかな?
次号が楽しみです。