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ワンピース 第965話「黒炭家の陰謀」考察 ※ネタバレ注意
ワンピース第965話の感想そして考察です。
過去編ではついに、ワノ国を支配した将軍オロチがどうやってワノ国の将軍まで上り詰めたのかが明らかになりました。
そして遂に、白ひげ海賊団とロジャー海賊団が対面。光月おでんがロジャー海賊団にスカウトされるシーンも間近に近づいてきました。
※単行本派の方はネタバレにご注意ください。
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「光月モモの助」と「日和」の誕生
世界は4つの海と一本の長い海で出来ていること、さらに世界は白玉の様に丸いことを知り驚く「光月おでん」、そんな世界の不思議について「天月トキ」と話しています。
おでんはトキに出身地を聞くも、トキは「わからない」そして 両親の故郷がワノ国であり、それが理由でワノ国しか目指すところがないとのことでした。
天月トキは、「空白の100年」を生きた人物で「トキトキの実」の力で未来へやってきました。何か使命があって未来へやってきたのかと予想していましたが、もしかしたら、そこまで深い理由はないのかもしれません。今後の展開に注目です。
おでんは天月トキが乗船した白ひげの船は、ワノ国への当分ワノ国へは行かない旨を説明するも、「あなたと居ると目的地についたような気分になる」から大丈夫と何やらいい感じの雰囲気。
おでんは鈍いので気づいていませんでしたが、トキはおでんに惚れ込んでいる様子、その雰囲気をのぞき見している若い頃の「マルコ」や「ジョズ」「ビスタ」は照れています。
また、おでん同様に鈍い「ネコマムシ」はいい感じの雰囲気の中、おでんの元に行こうとするので、慌てて止めるビスタ。
白ひげ海賊団は、海軍に追われても戦わずに逃げています。「戦えばいい」と考えるおでんに対して、「組織だから戦っても次から次へと現れる」という理由で戦うことをしない白ひげ。無駄な戦いは避けるようです。そして「お前の国はまだ自由だ」と話す白ひげ。
ワノ国は鎖国しいるから自由がないと考える「光月おでん」とは真逆で、海軍や他の支配にないワノ国は自由と考える「白ひげ」。
28年前、遂に白ひげ海賊団の船で「モモの助」が生まれました。おでん曰く「モモの助」は天下無双をあらわすとのこと。
光月おでんの手配書
白ひげ海賊団で大暴れしている「光月おでん」には手配書があり、イゾウはその手配書をおでんに見せながら「海外では立派な犯罪者」だから、トキやモモの助の身の安全を考えて「ワノ国」へ帰還することを提案します。
しかし、おでんは「まだ答えが出ていない」と断っています。そしてトキも「私たちは大丈夫」と前向きでした。
白ひげ海賊団2番隊隊長は光月おでん
人数が増えてきた白ひげ海賊団は、白ひげの提案で隊長を作り5隊くらいに分けることに。その話にビスタ等は隊長をやりたいと志願しています。
そして白ひげは、光月おでんに2番隊隊長を任せます。その話に凄く嫌な顔をするおでん。
やはり白ひげ海賊団の2番隊隊長は光月おでんでした。
マーシャル・D・ティーチが乗船
白ひげ海賊団には、時々人が増えるようです。そして身なし子が多いとのこと。
海軍本部の非加盟国は、だいたいは海賊も人攫いも横暴もする"無法な島"となり、国が滅び不幸な孤児が増えるとマルコの説明から明らかになっています。
そして白ひげも不幸な孤児の一人だった。そのため、白ひげ海賊団には「身なし子」が多いのかもしれません。そして家族を温かみを求めているため、白ひげ海賊団は家族のような海賊だったと考えられます。
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ある街では、「見なし子」だった幼少期の「マーシャル・D・ティーチ」が白ひげの船に乗っている描写が。こんな幼い時から「ヤミヤミの実」の力を求めて「白ひげ」の船に乗っていたとは、恐るべき人物です。
光月おでんの"代理"は黒炭オロチ
一方ワノ国では「光月スキヤキ」が危篤という危機で、各郷の大名が「花の都」に集う程の大騒動になっています。
各郷の大名の前で「光月スキヤキ」が驚きの発言をします。それは「時期将軍はおでんに継がせたいが、おでんは不在。おでんが帰るまでの代理を、おでんが弟のように可愛がっていた黒炭オロチに任せたい」という内容。
その発言に不思議がる「霜月康イエ」。オロチに対して「なぜ黒炭家であることを隠していたのか」を問うもオロチは「すみません」とはぐらかしていました。
黒炭家は元大名だった
オロチの過去の回想シーン。オロチの前に現れる霊媒師のような老人。
老人曰く、先代の光月家には子供が生まれなかった、そのため光月に仕えた5つの大名家はざわついていたとのこと。
そして5つの大名とは「霜月家」「黒炭家」「雨月家」「天月家」「風月家」
なんと「黒炭家」は光月家に仕えた大名だったのです。そして「天月トキ」の「天月家」も大名であることが判明しています。
黒炭オロチの祖父は、自分がワノ国の将軍になるために邪魔な大名たちを順番に毒殺していくも、光月家に「光月スキヤキ」が生まれてしまった。
その上「黒炭家」の計画もバレ、黒炭オロチの祖父は切腹。「黒炭家」は領土も城も地位も失ってしまったようです。
黒炭オロチの計画
謎の老人により「お前の貧乏暮らしは誰のせいだ」光月スキヤキが生まれてこなければ、黒炭家が将軍となり、オロチもいずれ将軍だったと、オロチを洗脳します。
この謎老人は、今まで国外にいた、そして苦労したと話しています。もしかしたらオロチの祖母?
そしてこの謎の老人は、「マネマネの実」の能力者だったのです。国外で「マネマネの実」の能力を得たことで、黒炭家をワノ国の将軍にする計画が浮かび、ワノ国に戻ってきたのかもしれません。(そう考えると、この謎の老人は黒炭家の人間だった可能性が高そうです)
また、わしのいう事を聞くなら"力"を与えようと悪魔の実をオロチに渡します。
なんか見覚えがあるシーンです。まるでトレーボルが幼少期のドフラミンゴに「イトイトの実」を渡しているシーンと重なります。
オロチは「何でもする」と老人のいうことを聞くことに。
謎の老人曰く
お金を貯めて武器を生産 → ワノ国の職人達の技術は高い → そいつを餌にすれば"巨大な後ろ盾"を得られる。
オロチは謎の老人の言う通りに、人がよく懐の広い「霜月康イエ」の所で働き、金庫のお金を盗み、「光月おでん」からはお金を騙し取り、お金を貯めていきます。
そして「マネマネの実」で「光月おでん」に変装した謎の老人が「オロチを自分の弟分なので、九里で働かせてやってほしい」と九里への侵入とおでんと親しい中(弟分)であること世間にアピールすることに成功しています。
また「光月スキヤキ」にも変装し「時期将軍はおでんに継がせたいが、おでんは不在。おでんが帰るまでの代理を、おでんが弟のように可愛がっていた黒炭オロチに任せたい」という内容を各郷の大名に伝えています。
そして、しばらくして将軍スキヤキの訃報がワノ国中に轟くことに。もしかしたら将軍スキヤキは、謎の老人とオロチの手により、毒殺されたのかもしれません。
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白ひげ海賊団とロジャー海賊団の戦いが始まる!?
おでんが出航して4年が経過。おでんは、結構長い期間白ひげの船に乗っていたようです。
魚が大騒ぎ、そしてあの島からだ「白吉っちゃん」と話すおでん。怪物でも住んでるんじゃと話す白ひげ海賊団。
そして島には、なんとロジャー海賊団が。
海軍と戦っていたようで、ガープやセンゴクを連れてこい、お前らじゃ面白くないと強気な発言をしています。
島からは白ひげ海賊団が島に上陸したことで、鳥が騒いでいる様子。魚や鳥が騒ぐとはさすがロジャー海賊団そして白ひげ海賊団です。
ロジャーは、おれももう寿命が近い、いっちょやるか生きてこその殺し合いと白ひげ海賊団と戦うつもりです。