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【ワンピース考察】第960話「光月おでん登場」感想

2019-10-29

第960話「光月おでん登場」感想

ワンピース感想

ワンピース第960話の感想そして考察です。

※単行本派の方はネタバレにご注意ください。

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ワノ国に「武器工場」はなかった

第960話は、過去の回想シーンから始まります。光月おでんが暮らしていた時代のワノ国には、武器工場はなく、大自然に囲まれていました。

 

現在のワノ国は、色々な場所に「武器工場」があります。ということは「カイドウ」がワノ国を支配してから「武器工場」が作られたということです。

「武器工場」では"武器"や"兵器"が作られ、闇のブローカー「ジョーカー」を通じて世界中に武器が密輸されていました

「ジョーカー」がいなくなったことで、世界政府の諜報機関「CP-0」が直接、ワノ国に交渉しに来るくらいです。「武器工場」で作られていた"武器"や"兵器"は他の国では作れない特殊な品物だったに違いありません。

 

ドレスローザにあった武器には"酒鉄鋼"という特殊な鉱物が含まれていたことは、コアラの話から明らかになっています。

ドラゴンさん!

ドレスローザから運んで来た武器に

特殊な鉱物が含まれてたそうです!

"酒鉄鋼"って知ってます?

出典:ワンピース第803話

 

ワノ国の光月家は、代々続く「石工職人」の一族であり「ポーネグリフ」を作った一族でもあります。

ワノ国は職人のレベルが高いだけではなく「特殊な鉱物」も取れる特別な場所なのかもしれません。

 

もしかしたら、四皇「カイドウ」はこの「特殊な鉱物」に目をつけてワノ国を支配した可能性も考えられます。また、ワノ国の職人の技術力も欲しかったので、将軍オロチと手を組み、「職人の技術力」 + 「特殊な鉱物」を手に入れることに成功し、各地に武器工場を作り、世界中に武器をばらまき、世界をぶっ壊そうとしていたのかもしれません。

急げ"ジョーカー"最期の戦闘準備を整えろ!!!

こんな退屈な世界壊れてもいい!!!

世界最高の戦争を始めようぜ!!!

出典:ワンピース第795話

光月おでんの「破天荒エピソード」が半端ない

光月おでんの人生がざっくり語られました。その内容が「破天荒」過ぎて半端ないモノでした。

  • 0歳:乳母を投げ飛ばす
  • 2歳:うさぎを2羽同時に捕獲する俊足を披露
  • 4歳:大岩を投げて熊を撃破
  • 6歳:遊郭へ入りびたり城の金を使い込む
  • 8歳:酒の勢いで博徒達を相手に大喧嘩
  • 9歳:ヤクザ達のブラックリストに載り、賭場を出入り禁止
  • 10歳:ヤクザと抗争、暴行障害で逮捕される。囚人として石工の棟梁までのぼり詰める
  • 14歳:井戸が枯れ苦しむ人々の為、川を曲げて都に水を流し込む
  • 15歳:"ハーレムの乱"を起こす。

※ハーレムの乱とは、夜な夜な都の女を攫いハーレムを築き上げた結果、それに怒り立ち上がった女達の「恋人」「夫」「親」そして「加勢する屈強な侍」達との戦いのこと。

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「破天荒エピソード」が半端ないですね。

5歳で「エルバフの村」を破壊させたビッグマムを思い出します。

都の身なし子「傳ジロー」の正体が判明!?

ついに「傳ジロー」の子供の頃の姿が描かれました。

その姿は、ゾロの師匠である「コウシロウ」に似ているような気もします。

 

以下、時系列を整理。

年表説明
50年以上前霜月コウ三郎がワノ国を違法出国
56年前錦えもん誕生
51年前コウシロウ誕生
40年前イヌアラシ、ネコマムシ誕生
28年前クロッカス(当時45歳)がロジャー海賊団の船医となる
25年前ロジャー海賊団が「偉大なる航路」を制覇
20年前光月おでんが処刑される

第960話の回想シーンは、41年前の回想シーンです。(第959話で39年前と書かれていましたが、少年ジャンプ47号で41年前だったと訂正されています。イヌアラシ、ネコマムシが生まれたのが40年前なのでその辺りが影響している?)

 

現在の錦えもんの年齢は36歳(本来であれば56歳)です。そして41年前は15歳です。またゾロの師匠である「コウシロウ」は10歳の時です。

回想シーンで登場した「傳ジロー」も10歳くらいの少年でした。ということは「傳ジロー」と「コウシロウ」が同一人物の可能性もありえそうです。

 

ただし50年以上前に「霜月コウ三郎」がワノ国を違法出国し「東の海」へ渡っているのです。そして「コウシロウ」の出身地は「東の海」です。

 

ということは「傳ジロー」と「コウシロウ」が同一人物という線はなさそうです。

 

ただ気になるのが

傳ジロー → 次郎(ジロー)

霜月コウ三郎 → 三郎(三郎)

コウシロウ → 四郎(シロウ)

気のせいかもしれませんが、次郎、三郎、四郎と共通点がある所です。

また、狂死郎 → 四郎(死郎)も関係する?

 

「霜月コウ三郎」がワノ国を違法出国したが50年以上前です。そして「コウシロウ」が生まれたのが51年前です。そう考えると「コウシロウ」の父親は「霜月コウ三郎」と考えるのが妥当です。

 

そして「コウシロウ」には兄がいた。(予想)

それが「傳ジロー」なんじゃないでしょうか。

 

「霜月コウ三郎」がワノ国を違法出国し、「コウシロウ」を生んだ。

そして父が違法出国しいなくなったので、「傳ジロー」は身なし子になった。と予想しています。

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